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2011年6月29日
沖縄・西宮・広島。

先週末から、沖縄、西宮、広島と駆け巡りました。
沖縄では台風5号の中「Pacific」の見学案内。
西宮では「LUHRS」の見学とシートライに同乗。

月末は、個人的にワタシも乗るためのヨット見学。
いわゆる
「ヨットシェアリング的購入」です。

その艇はセーリング人生のほぼ?最終的に楽しむためのヨットです。

その条件は、35フィート前後、マストヘッドリグ、ブームが高く短いこと、ヤンマー3GM以上を搭載していること、ラットステアリング、居住性(キャビンがウッディで美しいことが主な条件に加えて、同型艇が少ないこと。

で、理想にピッタリの艇をようやく見つけました!

で、どんな使い方をするかと云うと、まずはデイセーリングのみ。
いつの日か気が向いたら、サンデーレース出場か?
沖縄あたりに向け出航するかも?




台風5号の影響で横殴りの雨です。
新艇同様のルアーズ41。
34フィート。マストヘッドリグ。理想的なクルージング艇です。

2011年6月20日
J-80日本上陸。

待に待った「J80」がついに横浜港に上陸しました。

このボート(ヨット)はアジア向けのスタンダード艇で、価格は本体のみのセールなしの価格が約356万円。
それにプラス、輸送用クレイドル(船台)に約10万円、造船所から横浜港までの輸送費が保険料金、通関費用、消費税その他雑費を含めて、約100万円。

通関後に、マスト起て、艤装、JCI検査費用、安全備品(5名分)に約25万円。
今回、JCI検査では夜間航行は取得しませんでした。

船外機は、SUZKI 5馬力をチョイスし、この費用が約15万円を装備。

セールは、世界選手権を取った「US クァンタム」製をオーダーした。
日本円に換算して、メインセール約25万円、ジブ約17万円、スピン約27万円、プラス輸送費とTAXが加算される。

驚いたことは、バースクッションが付いてきません。これは日本だけでなく、アメリカでは必要ならキャンバス屋さんに直接オーダーするとのこと・・・

また、ガンポールのリターン用ショックコードも付属されていません。
あと、細かい装備は好みのセッティングに仕上げていきます。

今回は、先に船底塗装を行ったため、フラットデッキにて輸送を行い、輸送費が少々高くなりましたが、コンテナ輸送も可能です。

海上に降ろす時に600番のペーパー掛けを行いました。

デビューレースが楽しみです。

詳細画像はココ

by Kebby


J80上陸!横浜港にて。
横浜港から夢の島マリーナに回航。

2011年6月19日
マリーナー36のリメイク開始。

兵庫県下の某所にて「マリーナー36」のリメイクのため上架しました。

まずは船底塗装、ハルの再塗装、余計な装備品を外し、新しい備品の取付けなどを行います。

すでにガンネル部分や手すりなどのチーク部分はニス塗りを終えていますが、さらにその他のチーク部分を磨き上げます。

ハルカラーは白からブラックに変更予定。

楽しみな1艇です。

このタイプのラットはほとんど見ることがありません。


2011年6月15日
韓国ソウル・漢江(ハンガン)川。

画像はソウルの街を東西に流れる漢江川のマリーナです。

このハンガン川では先月、国際ヨットレースが開催されるなど、スタッグする日本のセーリング事情をしりめに益々ヨット熱はヒートアップしています。

現に過去5年〜6年の間に日本各地から、韓国に向けて中古のボートやヨットが数百艇も輸出されています。

以前からありましたが、さらに自国でヨット建造も活発化しつつあり、もう数年もすれば、こんどは反対に韓国から輸入する方向に向かうのでは?

実は、当方でも一部ですが中古ヨットを逆輸入する話も出始めているのが現状です。

また、すでに新建造艇が中国から横浜に到着しました。
その情報は後日。

To be continued
韓国ソウル・漢江(ハンガン)川のシーウインドマリン。

2011年6月10日
インターナショナル ドラゴンクラス

久しぶりに・・・改めてDRAGONを見学した。
正直、こういったキールボートには乗った経験がないのですが・・・

このドラゴンに乗るセーラーの言葉を借りるなら、470などのディンギーとIRCなどのレースボート(ヨット)の中間に位置する感じ、ディンギー経験だけでも速く走らせるのが難しく、またレースボートの経験だけでも難しいとのこと。

1929年にノルウェーのJohan Anker 氏によって設計されたDragon 。
全長8.9m、全幅1.95mのインターナショナル ドラゴン クラスは
現在、全世界で1444艇が登録され、ヨーロッパのレースでは100艇以上が参加しているとか。

国内では、おそらく20艇未満?
関西を中心に毎月レースが行われています。

もちろんレースに留まらずクルージングにも愛用されていますが、このドラゴンクラスには補機エンジンは搭載されません。

速く走らせるのもドラゴンですが、優雅で華麗なデザインと帆走を楽しむのもドラゴンを持つ価値があるのでは?

改めて見て、美しいカタチのヴィンテージヨットです。

大切に艇庫保管されるドラゴン。

2011年6月7日
ヤマハ25MKII

このところ、一昨年前からほとんどと云ってイイほど、ヤマハ25マーク2の問い合わせがなくなりました。

ヤマハ以外の25フィートクラスはまだまだ人気があるのですが、やはり数が出回ったせいと、搭載エンジンに問題があるようです。

今は、ほとんどがヤンマーのGMシリーズエンジンですが、YAやYSAといった古いタイプのエンジンではパワー不足を感じるのが不満なのかも・・・

それに、今や3種の神器のジブファーラー、オートパイロット、GPS等の装備品がないのも理由のひとつなのかもです。

20数年以上前はよほどの艇でない限り、ジブファーラー、オートパイロット等は装備されていなかったのですが・・・

以前はどの艇もレース主体でしたが、ここ最近はワンデイクルーズをメインにちょっとしたクルージングを目指すようになってしまったんでしょうか?

このヤマハ25マーク2も使い方によっては、充分クルージング艇として活躍できると思うのですが・・・

ヤマハ25マーク2

2011年6月1日
電気モーター(エンジン)

RENORAとCOSTに搭載されたエンジンはと云うより電気モーターのパワーで推進する。

このモーターはオーストリアで1971年に(KRAUTLER ELECTROMASCHINEN)社で開発され、今回搭載されたモーター(エンジン)はボルボ製のセールドライブをコンポジット。

すでに、大型艇ではRIVAと同一のボートでこのモーター(エンジン)を搭載したプロダクション艇がオーストリアで建造され、日本ではいち早くヤマハが日本のディラー権を持ち、そのモーターも手に入れたようです。

世界のボートショーも電気モーターへシフトするかも?

by Kebby

COST
ELECTRIC BOAT

画像クリックで詳細
REMORA
ELECTRIC BOAT

画像クリックで詳細

2011年5月27日
シングルハンドのロングクルージング。

東日本大震災 の影響をまともに受けた茨城県那珂湊マリーナ
そのマリーナは幸いにも海岸線から奥まったところにあったので、被害は最小限に食い止められた。

そんな中、2年前に納艇させて頂いた「
ニューポート33」も奇跡的に助かった中の1艇。そのニューポート33のT氏は、2年前の納艇時からヨットを初められたばかり。
もちろん納艇後や震災時にもメールをさせて頂いてはいたが。

まずは無事でなにより・・・

しかし、その1ケ月後に再度のメール。
内容は「ちょっと沖縄に出かけます〜」だった。

その数日後、「鳥羽に到着しました。しばらくここに艇を預けて、一旦戻って、今度は瀬戸内海に向かいます〜」

そして、次ぎのメールは「
岡山のレジーアマリーナ」に入港しました!だった。しかもすべてシングルハンド。
その上、鳴門海峡も横断したとのこと。
7月には沖縄に向けて出航されるそうです。

たとえ経験がそんなに無くても出航される方は、あれよあれよと云う間に舫いを解かれます〜

出航されない方はいつまでも桟橋に舫ったままで、なんだかんだの理由をつけて艇の整備をされています。

追記
納艇時の回航途中潮岬から伊豆半島を目指していた時、フィリピン付近から舞い戻ってきた台風と低気圧の影響での大しけに遭遇。
奇跡的に御前崎に入港できた。その経験を持ってすれば、今回のシングルハンドでの航行は全く問題ないとのこと。
ただ、オーバーナイトの2日めはちょっと眠いくらい・・・。

To be continued

ロングクルーズ中のニューポート33のキャビン。
目的地は沖縄。

2011年5月16日
海外での中古艇の売買の場合。

BRUCE ROBERTS 37 C/C
がPHUKET /THAILANDで売買契約されました。
日本を除いて海外での艇の売買はいつもこんな感じで行われています。
最大の違いは
サーベイヤーが介入することです。

「まず、上架のための回航です。船を陸揚げ、船底検査。

帰路は買い手のご夫婦も乗船してシートライアル(試乗)とエンジン検査。

次の日は朝からマスト。船内もバッテリーから錨からすべて検査です。

サーベイなどの費用は全て買い手持ちです。

検査のあとは買い手がサーベイに話を聞きます。
その場に売り手は参加出来ません。サーベイは独立、中立です。
そのあと買い手が断るならブローカーに連絡します。

買うとなれば、買い手が売り手に話しに来ます。
夫婦の答えは「買い」でした。

ただし、細々したことをクリアーしないといけません。
修理箇所についての費用負担は修理の種類により売り手や買い手が負担します。

もめないためにもサーベイの独立性が必要なのです。

契約書にサインするまでは成立ではないですが。

買い手の夫婦はスェーデンにも船を持っているそうです。

BRUCE ROBERTS 37 C/Cの購入動機はタイ周辺をセーリングするためだそうです。

二人用にいい大きさなのでネットで見て気に入ったようです。
だから即デポジットを入れたとのこと。

彼ら夫婦は一旦帰国し、その一週間後に正式契約となりました。」

by Nagumo.

タイ・プーケット島で売買されたブルースロバーツ。

2011年5月15日
レースに出場するということ。

KYC(関西ヨットクラブ)主催のWHITE クラスにYAMAHA 34EXで参加しましたが結果は惨敗でした。

すこし甘く見ていたのが原因です。
いくらWHITE クラスと云えども、参加艇の多くはそれなりの艤装を施しセールにもトレーニングにも気合いが入っています。

そうです・・・レース艤装をするということは、シングルハンドでも使い易く、クルージングにも大変便利なのですが・・・。
この34EXも、HARKENやSPINLOCKなどなどそれなりの艤装はされていたのですが・・・やはりマークラウンディング時やジブトリム、タック、ジャイブ時にはもうひと工夫した艤装が必要でした。

まぁ、次回参加するとしたら、もう一度体制を整え、艇も万全にして参加したいと思っています。
ちょっと、レース魂に火が付き添うになりそうな1日でした。

ところで、参加当日、新西宮YHのビジターバースにはビックリするほど大きなヨットが係留されていました。
あまり大きすぎるので、あまり興味が湧いてきませんでしたが、34フィート艇が、どう見てもテンダーボートにしか見えないほどに大きいヨットです。

ちなみに・・・なにしろ全長172フィート、ビームが30フィートなのですから・・・。
興味ある方は
http://www.superyachttimes.com/yachts/details/223

1レースめは2〜3mの風。2レースめは5〜7m風。
ちゃんとスピンネーカーはアップしました。

全長172フィート。
船名はERICA。

2011年5月13日
遠く離れたとあるマリーナから琵琶湖へ。

今回もまた陸送です。(搬入地が琵琶湖なので当然ですが・・・)
艇種はYAMAHA31S。

31Sを数艇見た中で、キール、インナーモールド、ハル、ボトム、キャビン、そしてエンジンの状態が一番良かったのもあるが、やはりパっと見た第一印象が決定的な決めてでした。

装備品が稼動するかどうかなどは無視し(稼動することに越したことはありませんが)とにかく前記の状態が艇購入の原則です。

セールやシート(ロープ)類は消耗品なので購入時に新調するとこは、購入者のN氏の考え方。

琵琶湖は大津港にAM9時には到着。
いつものことながら「レイクビワ・マリンサービス」のチームスタッフの動きに無駄はありません。

マストの汚れも落とし、さっそくマスト灯、ウインデックスを新品に交換。
もちろんハル、ボトムもリメイクします。

大津港でマストを起て、ホームポートのマリーナに回航、さらに整備を行い、好みの備品を取付け、セールをオーダーし、レース仕様に仕立てていきます。

To be continued

琵琶湖・大津港マリーナで艇を下架。
ホームポートに回航するヤマハ31S。

2011年5月10日
横須賀から横浜へCC32の回航。

北の風5から8メーターでの帆走は快適な走りです。
メインセールはファーリィング仕様。
時折のブローにメイントラを下げるとウエザーヘルムが消え快適に走りました。

やはりメインセールは水の上の舵です。
メインファーラーを使用するとセールの収納が楽にできクルージン艇には必要なアイテムです。

ジブは120%LPですのでタックも楽におこなえます。

3連のテルテールを取り付けてやればより風上行きにシビアーなステアリングを楽しめ、セミ・ロングキールなので保進性能も良く。タッキング・アングルもクルージン艇の割には良く上ります。

エンジンはヤンマー2GM、平水で6ノットの快走、燃費も良い。

センターコックピット・スタイルなの視線が少し高い分、海面から離れているので安心感があります。

何と云っても、センターコックピット艇の最大の特徴はキャビン後部に広いオーナールームがあり、リラックスした時間が持てます。

また、メインキャビンも広く、多くのゲストを呼び楽しいパーティーが行えるのも
CC32ならでは・・・。

CC32のサイトへ

by Kebby
横須賀から横浜まで。
CC32回航・・・

2011年5月8日
陸送すると云うこと。

YAMAHA33を相生市からVladivostokへ輸出します。
そのため、回航するのではなく、トレーラーで福井港まで輸送することに。
そこから貨物船へ。

福井まで回航と云う手もありますが、回航って時間がかかるし、費用や天候のことも考えなければ・・・などなどで、最終的には陸送に決定。

33フィートともなると、長さ、幅、高さの関係で通常のトラックでは道交法に違反するのでトレーラーを使用します。そして今回はそのトレーラーを先導車が誘導します。

陸送するためには、まず海上にあるヨットをクレーンで吊り上げ、トレーラー上に用意された船台にヨットを置きます。

と、その時!メジャーで高さを計ると、規定高より30cm近く高すぎることに気付き、余分な空間があったキール下の船台部分をカットすることに・・・。

作業を待つ間にマストをクレーンで釣り上げ、ブームを外し、ステイ類を束ね、スプレッダーをバラし、ラッシングして最後にプチプチで保護。
と、書いてしまうと数分の作業のようですが、スルーマストのためクサビが外れず、悪戦苦闘の上30分ほどかかっての作業。

無事、船台のカットも終わり、ラッシングしたマストも積込み完了〜

協力頂いた運送会社は、もちろん、当方のサイトでも紹介している
「清水興業」さんのトレーラーと、そのドライバーさんは海外レースも豊富な(元?)セーラー。

PS 9日午前9時過ぎには、福井港で荷下ろし完了との報告。





まず、海上からクレーンで吊り上げます。
トレーラー上の船台へ、ダイレクトに持っていきます。
マストも積込んで完了。
先導車が誘導します。

2011年4月30日
大改造!ビフォア、アフター。

20年前にツボイヨットで建造されたSwing31
当時は俊足クルーザー(レーサー)として脚光を浴びていた。

その俊足クルーザーを岡山県瀬戸内にある
「ウッディマリンサービス」で大改造がはじまった。

外観で大きく変化するのは、フラクショナルリグからジブファーラーはそのまま生かし、マストヘッドリグへ。
ドッグハウス上にはハードドジャーが取付られる。

今後、キャビン内部も要所要所にウッディマリンサービスのノウハウが生かされていく。

完成後は沖縄諸島へのクルージングへ・・・。

これから、このような改造の需要が増えるに違いないと感じます。

しかし・・・ゴールデンウィーク中のクルマ移動はかなり疲れますね〜大渋滞でした。

荒天の回航に比べたら天国みたいなモンですけど・・・。

To be continued

大改造前のSWING31。

スタンションが外され、ドッグハウスにはハードドジャーが設置される。
マストトップすでに切断されマストヘッドリグに変更される。


2011年4月27日
曳航。

4月27日、ゴールデンウィーク寸前。29日の祝日の乗船に間に合わせるため、急いで船舶検査をしてもらいました。

検査をすることそのものは、いつものことなのですが・・・
今回はゴールデンウィーク突入に間に合わせるためのもの。

当方の所在地の兵庫県西宮市と大阪市は検査日が異なります。
西宮市は毎週木曜日で、木曜日の検査では29日の祝日には検査証書が完成しません。

そこで考えついたのは、大阪市の水曜日の検査を受け、何とか検査証書を29日の金曜日にゲットしようというもの!

そのため、大阪市で検査を受けるためには、艇を西宮市の
神戸マリーナから大阪市にある北港ヨットハーバーに移動せねばなりません。

しかし・・・ 検査切れのため自走することは不可能です。

そこで、神戸マリーナのレスキュー艇(漁船)に曳航され、約6マイルほど離れた北港YHへ。
所用時間は1時間弱・・・

しかし・・・あっけないもので検査はほんの5分ほどで終了!

帰りももちろん曳航です。

曳航されることって、数年に一度のことですが、やっぱり自走するよりもほんの少し気を使います。

追風時に調子に乗って波に乗せてしまうと、曳航艇に近づきそうになり、ぶつかるのでは?とちょっと緊張してしまします〜

またちょっとでも、わき見をしていると曳航艇と進行方向がズレてしまいます。
そのため、セーリングの時と同じスタイルでデッキに座り込み、ライフラインにもたれエクステンションティラーで微調整しながらのヘルムです。

時間にして往復僅か2時間ちょっと。
まぁ・・・たまには曳航されるのも楽しいモンです。

曳航中。
まぁ〜るく白い橋は阪神高速湾岸線。
ここをくぐると西宮マリーナ、神戸マリーナ、今津PBCに。
いつもこの橋を目印に入港しています。


2011年4月23日(追記)
コンパスの修理。

本日、液のないコンパスを修理しました。
コンパス内にあるダイヤフラグ・ラバーが破損しており液はすべてなくなっている状態でした。

商品をばらし、必要な部品をアメリカの
RITCHIE社へ依頼、10日ほどで入荷、費用は運賃を含め$116.49でした。

コンパス内の新しいダイアフラグ・ラバーをセット後上部の部品を6本のボルトで締め上げ、本体上部にコンパスカードをセット、購入した大型Oリングを乗せプラスチックのドームをかぶせ、黒色塗装した真鍮のリングをボルトにて固定。

ここまでは簡単に作業は出来ましたが、コンパス内へ入れる購入したフルーイッド液体を約5ミリの穴より注入するのが難儀でした。

まずこの液体を冷凍庫へ入れ2時間冷やし(バッキュウム方式にて注入しているとの事ですが、その装置が無い場合は冷やせとの事です)スポイトにて注入。穴が小さいのでなかなか入りません。

根気よく1クォートと1ピント少々いれ満水状態に、シェイクし、空気の泡を出し、注入しましたが泡がなくなりません。

そこで電気掃除機を持ち出しビニール袋によるバッキュウーム方式を作りコンパス下部より吸い込んだところゴムが伸びかなりの泡が発生、その泡が無くなるまで液を注入し入口をおリング付きのビス(メーカーより購入の磁器のない物)を締め上げ完成。

液が入るとたいへん美しくなります。試してみてはいかがでしょうか。
ちなみにコンパスはリッチー・グローバルマスターです。コンパスライトもLEDになり交換いたしました。

by;Kebby

2011年4月22日
YAMAHA34EXと新西宮ヨットハーバー。

ヤマハ34EX
が新しいオーナーへと引き継がれた。
そんな時はもちろん上架、船底洗浄から船底塗装などなど・・・

スターボードサイドで旧船名を剥がすと同時にハルのバフ掛け、ポートサイドは船底塗装。5人かかりでの作業。

本来1日の作業時間だが、事情があって1日半の作業になった。
作業完了後に新しい船名を3ケ所に貼付け、すべてを完了!

ゴールデンウィーク前なのか、ボートヤードには沢山のボート、ヨットたちがメンテナンスを受けている。

20日、21日が作業日、船底塗料が乾くのをまって22日の午後、雨の中下架をした。

上架のたびにハルのバフ掛けをすることをオススメします。
ちょっとするだけでハルが蘇ります。

旧船名剥がし、船底塗装とハルのバフ掛け作業中。

下架中。


2011年4月18日
熊本・宇城市三角港「波多マリーナ」

熊本空港のパーキングには、ちょっと刺激的なSTI- R205が待ち受けていた。

この(艇)いやこのクルマは6MT、トリプルコーンのせいか1、2速に少し違和感を感じるが、2.0L16Valve Dual Twin Torboは九州自動車道をまるでハイスピードのスペシャルステージのような走りで南下した。

神戸空港から熊本空港まではウィングレットがカッコイイB3-800で僅か1時間と5分。
目的地の三角港
「波多マリーナ」まではR205の九州道のSステージランを含めて約2時間ちょっとのハイスピード小旅行。

さて、目的の艇、じつは
「YAMAHA31S」
強烈なブローが入るポンツーンを落水しそうになりながら、その艇にたどりついた。
ひとめ見るなり、今まで数艇見た、他の31Sとは全く異なった印象、海上に浮かんでいることもあるのか、なぜかシャープに感じられた。

To be continued

小さなヨットのマストほどの高さの桟橋のポール。
干満の差が大きいため。その差最高約5m以上とか。


2011年4月13日
ヤマハ34EXのテストラン。

テストランと云っても、ギンギンに帆走するワケではなく、いわゆる機帆走。

HARKEN製のジブファーラーにNORTH製の130%をクルクルっと引き出した。
メインセールはスタックパックに眠ったまま。

風は西寄りで少し白波が目立つ程度。
セーリングエリアはいつもの新西宮YHのシーウォール前。

もちろんジブトリムもバタバタしない程度に適当に展開。
タック時もセルフテーリングでゆっくりゆっくり巻き付ける。

これぞ近年クルージングのお手本といった感じで短時間のセーリングを楽しんだ。

34フィート、やっぱこのクラスの艇がシングルハンドか少人数で乗るにはジャストサイズです。
離着岸もラクラクなもんです。

まぁ、トータル的に本格的なクルージング艇と違って、帆走性能はかなりGood!なので、近々、この艇で1回くらいはKYCのホワイトクラスでレースに参加することを決意!

10番めくらいが目標です〜

ファーリングジブのみでの帆走。この時はエンジンはニュートラル。
正面は六甲山。

2011年4月12日
大阪・大浜ドック。

ここ大浜ドックは名の通り、堺市大浜漁港の中にある。
ここにくれば、ヨット、ボートのことなら大抵なんとか修理や改造などができるとあって、多くが訪れてくる。

そんな中、数十年前に建造された木造ヨットやレース艇など、まるで博物館のようでもある。

その中の1艇。
「piewiet 1100」を見せていただいた。
このピヴィート1100(カタカナ表示の発音は間違っているかもしれないが?)36フィートのセンターコックピットタイプ。

オランダから輸入され36フィートは日本ではこの1艇のみ。

ただ、少し傷みがあるので、現在修復中。
時間を掛けて徐々にリメイクされてゆく。

左がOKAZAKI-54ケッチ。
リメイク中の
PIEWIET-1100。

2011年4月10日
沼津・清水へ

いつものように、新鮮ヨットを求めて東へ。

早朝5時、友人のN氏のクルマに同乗させてもらい、一路沼津へ。

沼津市街地を抜けた港の埠頭のその先のシーウォールの陸地側の空き地のような細長い場所に、目的のヨットが陸上保管されていた。

こちらは買う側の立場の見学。
いつものことだが、お気に入りの艇(ヨットに限らずボートも)の外観を一目みると「ニコっと」と心の中で叫ぶモノだが、今回はそうではなかった。

「う〜〜〜ん?」と考えながら、ハルやボトムを見ているようで、実はほとんど見ていなく、ただ何となく視線を艇に向けているだけ。

お気に入りの艇だと、見た瞬間1秒か2秒で即決する。
いわゆる一目惚れ!

ガンネルに掛けられたハシゴをヨタヨタと上り、デッキとキャビンの中へ・・・
見ても何も解らないエンジンの外観を、これまた何となく見る。
お決まりのポーズ〜

そんなことより、ワタシはいつも、キャビンのソファーに座り込み、その艇の居心地を感じ取る。
居心地が良ければOKなのであるが、今回の艇の居心地もいつものような快適さは感じることが出来なかった。
これには、事前に聞かされていた、ちょっとイヤな先入観があったからかも知れないが・・・


そして、清水港内にある折戸マリーナへ。
こちらの艇は、売る側の立場で見学。

マリーナに入ると、すでに上架され船底は高圧洗浄されていたせいもあるが、かなり美しい状態。
思わず心の中で「ニコッ〜」。
待ち時間もあったが、キャビンの中で2時間もフネ談義にハナが咲いた。

沼津埠頭にあるマリーナ。画像右海面が駿河湾。
この日は、往復時間、滞在時間中、一度も富士山を見ることが出来ずに残念。

2011年4月8日
生まれ変わった「ハンスクリスチャン」

昨年、東京、横浜、西宮を経て、福岡・小戸に着岸したハンスクリスチャン43は地元「マリーンテック」さんにてハル塗装を、またオーナー自らデッキ塗装などなどをリメイク、まるで全く違った「ハンスクリスチャン」に生まれ変わりました。

見事な変貌ぶりです。

余談ですが、全く同型艇の「ハンスクリスチャン43」がオーストラリアから、小戸マリーナに入港。

かなり珍しい光景になりました。
オーストラリア艇は現在、瀬戸内海を航行中だそうです。

上、ビフォアー。
下、アフター。

2011年4月3日
T.Wのメガヨット。

つい先日のこと、Kebbyさんからのメール。
「T.Wのヨット(超大型モータークルーザー)が売りに出たョ〜」
155feetで・・・25ミリオン。
クルーは15人で、一年あたりのランニングコストが2ミリオン。

これ以上のディティールは知ろうとも思わないが、おそらく船内は豪華ホテルのスイートルーム以上の贅沢さなのかも?

そういえば、Formula 1のコンストラクター所有のメガヨットもかなり大きかった!

毎度ながら欧米のスケールのヒトケタ違いの大きさには脱帽。

BJPサイトにあるInternational 72の販売価格がT.Wの一年のランニングコストと同額〜〜〜〜International 72だって日本国内では超がつくほどの大型である。

155feet・・・・・・
T.W所有。


2011年4月2日
神戸マリーナのチャリティレース。

一年に数回開催されている、マリーナ内の親睦レース。
4月2日のこの日は、東日本大震災のためのチャリティレースとなった。

コースはマリーナ前をスタート、湾岸線をくぐり鳴尾沖の浮標を反時計廻りで回航する、変型ソーセージコース。

参加艇数は10艇ほどだが、それぞれの思いを込めてのセーリング。

風があったりなかったりで、半数近くが無風のためリタイア。

なにはともあれ、少しばかりの基金だが、何かに役立てば幸いである。

BJPオフィスの窓からのスタート風景。

ワタシは今回も参加せずでした。