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2015年9月29日

1975年建造艇。

1975年、昭和50年に岡崎造船で建造された木造船。
進水して40年になる。
過去10年の間で見せてもらったヨットの中では一番古い。

が、しかし今だ現役!!!!

先日、ワケあって桟橋移動を行った。
4JHエンジンは一発始動。
舫いを解き放ち後進するが、ロングキール艇のように思うように曲らない・・・・?

ティラーを切った反対側に曲ってしまう感じ・・・。

幸い、二人いたので一人がティラー、一人がスロットルを担当し、なんとか桟橋を離れることに成功した。

移動途中ティラーを持たせてもらうが、直進は全く問題ないが、通常の乗り馴れたヨットと少し感覚が違って、クルマで言うところのアンダーステアが強く、ティラーを切ってもまだ切り足りない感じ・・・

そして着岸・・・

思ったとおり目的の桟橋をオーバーラン!
離岸と同じように、スロットルとティラーを分担し、数度のトライでどこにも接触せずに無事着岸できた。

でもでも、ロングキール艇よりはずっと操船し易すかったことは事実。

PS
先週、東京夢の島マリーナから出航した2艇の内の1艇は対馬入港。
もう一艇は徳島・小松島に入港。

来週もまたまた夢の島マリーナから韓国に輸出が待っています〜

1975年建造のヴィンテージ艇

2015年9月25日

三たび夢の島へ。

三たびというより、今年になって何度となく伺っている「夢の島マリーナ」
しかも2週続けて・・・

今回はDufour405に続いて同じDufourの38。

この艇を購入してくれたのは、済州島に住む幼馴染みの38才の二人組。
お一人は、韓国の芸能関係の仕事をしていて、超有名な○○さまの元マネージャーさんとのこと。
彼らは、キャプテンを含む4名、計7名でのデリバリー。

しかし、いつも来日前から、通訳さんや本人から、名義変更、国籍(船籍)変更、そして税関での輸出手続き、出航届けまでを僅か1日で完了させてくれと願い出てくる。

まぁ、こっちもは韓国領事館や税関ではないことを伝えるが、納得せず・・・
まぁ、不可能なことではないし、毎回いつもいつも何とかなっている。

いつものように、上架して船底のチェックと洗浄、給油を行い、7名は済州島に向出航した。

24日は、東京と兵庫(相生)の輸出のダブルブッキング・・・・
兵庫の方は、知人に依頼し、私は東京を受け持った。

残された、輸出艇はあと東京1艇、横浜が1艇、三浦三崎が1艇と山口が1艇となった。


PS
しかししかし・・・困ったことに・・・
輸出手続きの書類中、キャプテンはノンストップで済州島に行く!と税関で申請したが、後になって対馬(厳原)で出国手続きとイミグレーションを行うことに急遽変更。
書類は、ノンストップのまま・・・
乗員7名とも、日本語、英語は通じず(><)
大事にならなければ良いが・・・

夢の島マリーナを出航する
Dufour38と7名のクルーたち。

2015年9月16日

大阪。

輸出地を東京のセーリングクルーザーから15日は大阪から55feetのサロンクルーザーの輸出・・・

午前中には、大阪の韓国領事館でいつものようにLに待たされること2時間・・・

結局、手続きが終わるまで昼食を挟んで4時間も領事館にいたことになってしまった・・・

当然、税関に行くのも当然遅れ、いつものように終了時間ギリギリセーフ!

本当に急いで出航するのかと思いきや・・・キャビンで食事を済ませてからとのこと。

こっちは舫いを解こうとしているのに・・・

勝てない!
午後6時、あたりは暗くなりはじめていた。

2015年9月11日

輸出申請、東京編。

10日、11日と関東を襲った大雨は鬼怒川防波堤決壊という莫大な被害を与えていた。

そんな大雨の中、Lと私は夢の島マリーナでミートし、一旦その夕刻はLと別れ、ワタシ独りで東京JCIに名義変更と同時に返納届けを提出。

終業時間5分前で完成した(ギリギリ・・・)

翌、11日は麻布十番近くの東京韓国領事館(部)で再度の東京ミート・・・
Lはいつものようにワタシを待たせること約1時間・・・

Lは、前回の神戸領事館の時と同じように、係官と大声で話しはじめていた。
後で事情を聞くと、今日中に許可は下りなく明日になるとのことで、今日の午後に許可をもらえるよう交渉していたとのこと・・・

幸いにして、午後3時には仮国籍を取得し、一路、お台場にある東京税関に向った。

雨も上がり、暑い太陽が照りつけていた。
途中、互いに東京の風景を写メしながら余裕さえ感じていたが・・・

税関では、一部書類に不備があり、その書類作成に2時間を要し、これまた税関の終業時間を大幅に超えての輸出許可ゲットとなった。

ミナサンイロイロアリガトウゴザイマシタ・・・(カムサハムニダ)

来週はまたまたLと大阪で輸出です〜

お台場付近から見えるレインボーブリッジと東京タワー。

2015年9月9日

台風接近とTYPHOON来日。

発生時から心配した台風17号は北東にそれたが、18号が東海地方に上陸とのこと・・・

念には念をいれて、お預かりしている納艇前のマクレガーの増し舫いと、ジブファーラー、ブームカバー、ラットカバーをロープで巻きつけ作業を8日の朝に完了!

台風に備えています。

そんな中に・・・もうひとつの台風・・・
韓国のブローカーLの上陸!!!

彼とは10年来のビジネスパートナー。
しかし、来日するたびに台風以上の勢力を保ちながら、日本を縦断していきます。

今回も、大阪、西宮、東京、横浜、横須賀のマリーナにKOREAN TYPHOONは強風を吹き付けていきます!

帰国予定は9月15日!

台風17号対策完了。

2015年9月5日

トランパーMKII。

先日から上架し、船底整備を終えた「トランパーMKII」を下架し、専用桟橋に移動されました。

このトランパーMKIIは、ノーティックではなく「三河ヨット研究所」の建造。
設計は鈴木龍昭氏の設計。

鈴木氏はプレジャーボート、ヨットの設計を主にマリンハードウェア、空間設計を手掛けて、
近年では「エスカルゴ20」でも話題になったデザイナーで「タツマリンタイムコンサルツ」を主宰されています。

このトランパーMKIIは、これから細部に渡ってリメイクされていきます。
稀少価値のある1艇。

船底整備を終え、下架されたトランパーMKII

2015年9月3日

CRS納艇、ドラゴンの艤装そして夢の島マリーナへ。

回航してきたCRSに1日でGPS取付とエンジンの消耗備品を交換。
そして船底チェックのための上架を行い、8月29日(土)の午前中に納艇させて頂きました。

途中の明石海峡は快調に通過、夕方には目的地に無事到着のLINEが入りました。

翌、30日(日)はドラゴンの納艇。
朝からマスト起て、艤装を終え、午後からは初セーリングに出かけられました。

ワタシはただじっと見守っていただけで、ドラゴンのマスト起てを見るのも初めて(セーリングは見た事あり)まして艤装などチンプンカンプン・・・

もちろんセーリング時も桟橋からお見送り・・・

新オーナー曰く、「う〜ん、何とか乗れそう〜」との印象でした。

PS
このマストフィッティング、セーリングには知る人ぞ知る、超ベテラン(有名)セイラーにご指導を頂きました。

そして31日(月)は、東京・夢の島マリーナに、いつもの日帰りをしてきました。


2015年8月28日

ハードドジャー、視界良好・・・しかし・・・ 。

27日の朝、大阪・堺市から西宮までヤマハ30CRSを回航。
ハードドジャーのスクリーンがクリーンなので視界は良好。
風がなく機走のみで西宮まで約2時間。

28日にはエンジン整備と消耗備品交換と事前に準備しておいたGPSを取付完了。

同じ28日には、マクレガーの整備続行中、マストトップの作業中に不良箇所を発見。
ウインデックスの取り替えだけのつもりが、一大工事に・・・
28日、日没のためと対策のため一旦中断・・・

もう1艇は次に扱わせてもらう艇の下見に近くのマリーナに。

そんな中、新西宮YHにDragonを搬入、船台の入れ替えと艇の洗浄。
日曜日の納艇に備えました。

本日28日もフル稼動!
私は、ただ作業見物と走り回っているだけですが・・・

右画像は上から、30CRSの回航中
マクレガーの船底塗装済
マクレガーのマストトップ作業中
ドラゴン搬入


2015年8月24日

Macgregor上架整備中 。

16日に播磨から回航したマクレガーを西宮で上架、あらゆる箇所を整備中・・・
船底洗浄、塗装から始まり、キャビン内洗浄、ハルのバフ掛け、船名の貼付。
エンジン整備と消耗備品の交換。
ステアリングの調整と備品交換、グリスアップ。
シート、ハリヤードの交換などなど・・・

すでに10日が経過中!

Macgregor26Xの上架

2015年8月17日

播磨から西宮に回航 。

お盆など関係なしに16日の日曜日の朝10時前に西宮マリーナに向け、播磨ボートパークを出航。

幸いにして、カンカン照りではなく曇り空・・・

波なし、風なし、日照りなしの好条件で播磨灘をMAX7ノットで快走した。

艇は「マクレガー26X」
艇のコンセプトはモーターセイラー。
乗ったフィーリングではヨットであることは間違いはない。
通常のディーゼルエンジン搭載艇のモーターセイラーと違って非常にライトでフットワークが良く、
艇速も10ノットを超えるが、この日は3500回転で7ノットに留めた。

途中、燃料補給の際のエンジン再稼動に少しもたついたが、何とか苦境を乗切り、
神戸空港から飛び立つ話題のSKYMARK B3-800を横目に見ながら、いつもの一文字防波堤に入り込んだ。

そこには、学生たちの470、SNIPE、そしてクローズドホールドをフルハイクするJ-70や最新鋭のモスを発見!
西宮のセーリングの層の厚さを再認識した。

播磨から明石海峡へ。

2015年8月10日

台湾が台風13号で被害大 。

10日の午後、日本に住む友人からのLINEで、先日の台風13号の被害状況の画像が送られてきた。

この画像は台北のマリーナの被害状況。

被害は台湾全域に広がっているとのこと・・・

ここ1年〜2年、ヨット、ボートのオファーが毎日のように届いているが、日本から輸出された艇も被害に合っているに違いない・・・

死者6名、4名が行方不明、400名がケガとニュースが伝えている。

当方も現在、台湾と数艇のヨットとボートの商談中・・・。








被害が大きい台北のLongdong
East coast.

動画はAnping

2015年8月6日

淡路・炬口(タケノクチ)フィッシャリーナとグランドバンクス36の納艇 。

4日(火)の夜遅くに韓国ブローカーからの電話・・・。
5日(水)にグランドバンクス36を引取に来るとの内容・・・

まだ、整備が出来ていない旨を伝えたが、すでに福岡に到着しているとのこと!!!

しかし・・・当方の5日は他の仕事のため彼らの行動と共にすることは出来ず・・・

しかし・・・彼ら(購入者とブローカー)は西宮にやって来た!

幸いと言うか、私は淡路島・炬口(タケノクチ)フィッシャリーナが早く終わり、彼らとは連絡も取り合わずだったが西宮マリーナで偶然にミートできた。

午後3時・・・
グランドバンクスはまだ整備中・・・キール(ボトム)と雨漏りの修理は終わったが、発電機、エアコン、その他諸々は整備が終わっていない・・・
本来、整備状況を見て契約のハズが、艇が綺麗になっているのを見て、それだけで大喜びし契約完了となった。

午後3時30分
船籍を韓国にするために神戸の韓国領事館に出向いた。

そこで、領事館の職員さんと韓国のブローカーとの間で、まるでテレビドラマを見るような口論が始まった。
15分ほど経過したころ私も呼ばれ、その口論の中へ・・・当然韓国語など解らないまま傍にいると、両者時々日本語をまじえながら私にも解るように話はじめた。

内容は、「検査証書の原本を提出してください」「JCIに返納届けを出したから原本の提出は不可能!」のやりとりだった。

結局、両者の仲介役にされ、今回は検査証書の原本を提出することでで、午後5時30分に仮船籍証明が発行された。

いつもと順序は異なるったが、返納届けは韓国仮国籍を取った後、あくる日に行うこととした。

口論の結果としては、領事館職員さんの圧倒的勝利であったが、いつものブローカーはいつものことなのに、なぜかちょっとした誤解からの口論となったようだった。

8月6日の午前中に尼崎税関に輸出申告、午後3時00分にインスペクションと出国手続きを済ませ、8月6日、午後時にインチョンに向け西宮マリーナを出航した(ハズ)

と、言うのも一応見送る予定だったが、出航予定時刻になって・・・突然「ドン・キホーテに買い物に行きたい!」と言ういつものパターン。

そのドン・キホーテまでクルマで送り届け、そこでグッバイとなったから・・・
結局のところ・・・作業は何とか彼らの要求まで税関検査寸前で完成した。

PS
炬口(タケノクチ)フィッシャリーナはすっごく環境の良い海のキレイな係留場所でした・・・

淡路島・炬口(タケノクチ)フィッシャリーナ。

大騒ぎの中、納艇したGRAND BANKS36

2015年8月2日

長崎ハウステンボスマリーナへ。

伊丹空港から長崎空港へ。
いつものANAの便が少ないため日帰りができない!の判断で、20数年ぶりにJAL(J-AIR)に搭乗することになった。当然、機材も初乗りのブラジルメイドのE170。

まず、ネットでの申し込みから戸惑いながら予約した。
さらに、空港カウンターでも何処に行けば良いのか解らず・・・・
アウエイ感を充分に満喫。

常に利用している伊丹空港でもANAとJALでは搭乗口の場所が全く異なり、窓からの風景にも違和感がある。

そんな中、ガンバってE170の最後尾、19Kに席を確保した。

一度、西宮マリーナを上空から撮影したいと思い窓側の席を確保したが、残念なことに上空は曇空、西宮マリーナはぼんやりと霞んで見え、撮影不可。

午前9時前には、長崎空港に着陸。
ハウステンボスへは空港のすぐそばから出航する100名ほどが乗り込める小さな客船がある。
他の交通手段としては、電車、バスがあるが、迷わずこの客船(パッセンジャーボート)を選んだ。
海面はフラット。全く揺れることはなく、1時間弱でハウステンボスの桟橋に着岸した。

そのすぐ隣がマリーナ。歩いて3分程度。
長い桟橋を通り抜け、クラブハウスへ。
暑い!とにかく暑い!もう、汗びっしょり・・・。

マリーナ事務所で簡単に挨拶を済ませ、この日のメインイベントの上架されたHUNTER280をチェック。
キャビンに入ると、いっそう汗が噴き出した。

各部のチェックと撮影を済ませ、次にもう1艇、桟橋に舫われたレンジャータグを見学。

レンジャータグはまだ新艇そのもの・・・・・そのスタイルは古き良き時代のアメリカンスタイル。
炎天の下、このレンジャータグに見入っていた。

ちょっとカワイイ・・・ちょっと欲しい・・・

予想時間よりも早く片付き、日帰りするには十分時間が余った。

行きはJAL、時間の都合上で帰りはANAをチョイスした。
往復12時間と少々・・・その内、待ち時間が約4時間半!


長崎ハウステンボス

2015年8月1日

GRAND BANKS の修理、復旧作業・・・

グランドバンクス(通称グラバン)のキール(ボトム)のクラックは、上架の際にキール(ボトム)の一点で受けたために起こったクラックと云う判断・・・

まぁ、結局のところ修理しないワケにいかないので、西宮マリーナで上架し、復旧作業にかかりました。

まず、クラック周辺を切り取り、キール内を確認、傷んでしまったウレタンを取り除き、新しいウレタンを注入し、ボンド、FRPなどで補修、最後はパテ。

これで浸水はなくなりましたが、デッキからの雨漏りもひどく、下からと上からの漏水。

先月末に下架し、今度はデッキからの雨漏りの復旧作業にかかっています。

8月2日は長崎日帰り!

キールの修理を終えての下架作業中。作業行程画像あり。

2015年7月30日

播磨灘

播磨沖でMacGregorのシートライアル。
潮の流れを全く気にせずに出航してしまったため、帰港する時になって潮の流れの速さに戸惑い!

幸いにしてMacGregorの船外機が50hpだったので逆潮にもめげず!

実は、ワタクシこの手のモーターセイラーとの出会いは4艇め・・・

IMEXUS28、Hunter Edge、そして昨年新艇導入させて頂いたODIN NOVA。

デッキレイアウト、コンセプトはほぼ同じですが、ほんの少しづつ個性が違っています。

蛸壺のブイが真横になるほどの潮が流れる
播磨沖。

2015年7月27日

広島

韓国、台湾、韓国、台湾と毎日毎日問い合わせや、何らかの要望が電話、メール、LINEで届きます。

ここ最近の台湾からは輸出の代行を希望して来るのです〜

オンデッキやコンテナでの輸出。
自走して帰るのは比較的楽に手続きが行えますが、コンテナにボートを収納するには、サイズ的な部分で大きな規制があります。

きっと彼らもそんな手続きが面倒くさいんでしょう(^^)

今日も広島に出向き、まずは駅前でレンタカーを借り受け、JCI広島支部で名義変更と返納届けを提出。
そして広島駅近くに戻り韓国領事館で仮国籍取得。
JCIと韓国領事館を2往復・・・

夕方近くになって、広島税関で輸出手続きを、全ての処理を3時間半のスピードで完了させることに成功!

PS
ここ最近広島近郊からも韓国への輸出がかなり多くなって来ているそうです(広島税関談)

輸出許可書のスタンプ

2015年7月21日

兵庫県・播磨と相生

台風11号の被害はほとんどなかったのですが・・・例のグランドバンクス36の浸水がはげしく
バウが半沈してしまいました(>_<)
先日、スターンが浮き上がっているのを気になっていたのですが・・・

原因はキール(ボトム)からの浸水?とバウのデッキからの浸水???
一昨日、上架してチェックを開始しました。
浸水のお陰で出費がかさみます〜
いろんな電装部品がヤラれているようです・・・

人生、半沈2回目・・・

そんな大騒ぎの中、兵庫県の西部、播磨と相生に出かけました。
ひとつは「マクレガー26」ともうひとつは数艇の古いヨットの見学に相生に・・・

「なかよし295」「スプレンダー」「SK30」「SK25」
中でも「SK30」と「SK25」のデザインがおおいに気に入りました!

ここ最近見かけるのですが、国産の古い艇にヤンマーのYMシリーズのニューエンジンを搭載し
チークを磨き上げた大変美しい艇に出会うことがあります〜
いわゆるビンテージボート。

この辺りの市場、今後増えそうですね〜

ウチもアルページュを早く仕上げないと・・・

SK30とSK25

2015年7月16日

タイフーン11号・・・

毎年のことで、そんなに慌てたり、焦ったりすることはないのですが・・・

一応、増し舫いはガリバーのようにロープを張り巡らせます!

今年はグラバン36。
右舷と左舷空いたクリートの全てに舫いロープを縛り付けました!

余った時間をマリーナの手伝いに。
ヨットのファーラーが開かないようにスピンハリヤードでぐるぐる巻きに・・・。

18:00 風は次第に強くなってきたが、伊丹空港にはQ400が着陸していたので、まぁ大した事はないと願っています〜。

スターン側が北。強いブローでスターンが少し浮き上がる感じがする。
デッキの中央に溜った雨水がバウに押されて排水しない・・・
コレハオカシイ?


2015年7月6日〜14日

姫路、岡山、横浜、小網代、厨子・・・

そう言えば、ウラジオストックのアレックスとディーマ親子を乗せたFormosa(宝島遊艇)はちょうど七夕の頃に姫路港を出港したと思う(そのハズ)
税関からも海上保安庁からも何の連絡もないので、多分問題なく航行しているのだろうか?
出国手続きは対馬厳原からのハズ・・・。

とにかくとにかく、先週は海外を含めお客さんラッシュで、一週間の間に大阪空港ー羽田往復を2回(日帰)、大阪空港ー福岡を1回(帰りは新幹線)をこなした。その間を縫って岡山往復をクルマで2回走破(1回は船内で仮眠)

そのひとつは、横浜にあったTREKKER 38の購入のため来日したHemaru Yacht ClubのKimさんとKoさんの2人。
そのトレッカーを大変気に入ってくれ、停泊近くのKIRIN Cafeでランチをしながら契約書にサイン!
8月の中頃に艇の引取りに再来日予定。

もう一つは、当方のサイトにアップはされていないが、シーボニアに保管されていた40フィートのセーリングクルーザー。輸出手続きだけのハズが購入から関わることに。(>_<)
試乗の際の無理な要求にハーバーマスターも心地良く応えてくれ、超セイリング日和の小網代沖を機帆走した。
こちらも8月末に台湾に輸出。

そのシーボニアで「CYNARA」発見!
整備中なのかマストは倒されていた・・・

さらにさらに、11日には、当方と同じ西宮マリーナをホームポートとしている河合マリンさんに岡山から回航してもらったグラバン36(こちらも当方のサイトにアップなし)を桟橋に舫を取った。こちらは、購入代行から輸出手続き代行艇。
納艇前の整備をして韓国に輸出する予定。
13日は艇の大掃除と14日は発電機をはじめ不具合箇所の修理を依頼。

12日は、納艇した31Sの進水式を兼ねた初セイリングとあって、新門司マリーナに。
購入されたオーナーはまだ30才代の超若手。
ヨット歴はほとんどない。
そこで、新オーナーに付きっ切りでセーリングレクチャーするのは、470で名をはした津留選手!
彼は、新門司マリーナを運営する「ササキコーポレーション」の社員となった。

どちらかと云えば、オーナーより津留選手の方がこの31Sを見てはしゃいでいるように思えた。
それは、ケブラーセイルでファーラーなし、バリバリのクラブレーサー仕様だから。
しかし残念ながらこの日は台風の影響で出港はお預けになった。


もう1艇は、国内需要艇。
いわゆる業者間の売買。33フィートのモーターセイラー。
購入前に、サーベイヤーが検船に来たのだが、偶然にも私の知人だった。
この艇は14日に売買が成立しました。

Alex とDima情報
アレックス親子は、先日、予定どおり新門司マリーナに寄港、宿泊をせずにシャワーだけを浴び、数時間で出港したとのこと。
多分今頃は韓国のモッポ辺りでで呑気にウォッカでも飲んでいるに違いない。

PS
瀬戸内の航行情報「MARTIS」
Marine Traffic Information Service 英文、ハングルがある。
横浜・新子安に係留されたTREKKER38とKimさんとKoさん。
7月10日夜明けと共に牛窓を出航するGB36。
シーボニア(小網代)沖をシートライアル中
MARTIS
Marine Traffic Information Service

英文とハングル

2015年7月6日

6月後半から7月にかけては、韓国、ロシア、台湾と海外ラッシュで、岡山、姫路を新幹線、クルマで何度往復していることか・・・

とにかくいつもの韓国チームのパワーが凄すぎて、一度の来日で数艇を購入しようとするので、あちこちとアテンドしなければなりません。(画像はボートとヨットを同じに上架中)

その上、ここ近年、ボートやヨットの購入時の要求が厳しくなり「ここが悪い!あっちも悪い!」と修理するか、値引きを要求してくるようになって来ています。

10年ほど前は、どんな状態の艇でも、OK!OK!で購入していったのですが、韓国のマリン文化も高まったのか、程度の良い艇を望まれるようになったのは確かなことです。

ちなみに・・・今、商談中の1艇は2億円誓い70イートオーバーのモータークルーザーです。

今週の中盤、後半戦は、神奈川県内で韓国と台湾からのお客さんのアテンドが続いています〜

そんな大騒ぎの中・・・姫路にあった台湾メイドのFORUMOSA40を例のロシア人親子が購入し、その輸出手続きを手伝ってあげました(全部当方が行ったんですけど)

幸いにして、艇の保管場所と税関、海上保安庁が歩いて行けるほどの距離にあり、しかも同じ合同庁舎内にあり、全ての申請と許可が出るまで3時間少々で完了!




画像は岡山での上架。
Dimaの落水。
Formosa40
第五管区姫路海上保安部でのALEXとDIma。