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2016年9月29日

YAMAAH30S2、600マイルのシングルハンド。
銚子マリーナに0225着岸。


9月29日(木)0630、野島崎沖を快走中です。
昨晩は20時に下田港を夜間出港しました。

ようやく吹き始めた西風の追い風を味方にして、速力を上げるためです。
北から寒冷前線がおりてきますので、その影響下に支配される前に、できるだけ目的地へ近づきたいと考えております。
フォローの風20ノット、#3ジブのみで、ポートタックのブロードリーチ。
かなり安定して航行できています。


9月29日(木)1900
調子マリーナに向けて最後のレグに入っています。
お昼過ぎに大原漁港に入港してお湯を沸かし、ご飯を炊き、ようやく温かい食事ができました。この船は、ちょっと時化るとガスコンが使えません。したがって、本日のコンディションではお湯を沸かすためだけに港に仮係留する必要がありました。

この大原漁港に停留中に上空を寒冷前線が通過していきました。
理屈通りなのですが、一気に風向きがWSWからNEに変わってしまいました。しかも強風です。
風は行き先の銚子マリーナから吹いて来ています。

のこり30マイルほどなのですが、真上り機走で3ノット確保できれいません。最後の5%になって、一番状況が厳しくなっています。

それでもゆっくり目的地に近づいていますので、明日の朝ぐらいにはなんとかたどりつけると思います。

最後ですので、安全第一で頑張りますが、ただひたすら進むしかなく、我慢の一晩になりそうです。
これほどパンチングを食らうと、トイレもままならない状況です。

9月30日(金)0225に銚子マリーナに無事到着しました。
オーナーに引き渡しをして、各種気付き事項を説明して、0700ミッションコンプリートです。
総航程600マイルのシングルハンド回航は、私の最長記録のものとなりました。

Facebookでお付き合いくださいました皆様、ありがとうございました。
御礼申し上げます。

逗子行きのJRの車中では爆睡は避けられそうにない感じです。

D.S.T Suzuki

PS ヤマハ30S2の新オーナーさんは深夜にもかかわらず、銚子マリーナで艇の到着を待ち受けられていたそうです。

PS
実は昨夜、岡山県牛窓YHから新門司マリーナに向けてCATARINAを納艇回航中。
岡山在住のS氏に依頼、30日2000現在、来島海峡を抜け、松山港に入港中です。

PS
そんな彼らに負けじと、ワタシも超久しぶりにシングルハンドで神戸マリーナを出航、目指すは600メートル先の西宮マsリーナへ。

しかし、ペラに住みついたバーナクル(フジツボ)のせいで後進、前進共に速力が0.1ノット程度・・・
少しのブローで流されるし・・・舵ぜんぜん効かへんし・・・
そこで、神戸マリーナに救助要請!曳航依頼・・・

約600mのフェリー(回航)に約2時間を費やしました。

画像上
房総半島最南端、野島崎沖。

画像下
西宮港内600mの回航(曳航)。

2016年9月29日

YAMAAH30S2、下田入港。
TSUBOI 9.5 の陸送。


YAMAHA 30S2の動向が気になるところで、S氏のFACEBOOKによると下田に入港とのこと、大島には寄らずにダイレクトで銚子に・・・。

9月28日(水)16:45 下田港に入港しました。
本日スピードが上がったので、港のガソリンスタンドが閉まる前に到着できる見通しになったので、入港して給油しました。これで最終目的地の銚子まで燃料はもちます。

午前中での考えは、下田通過時は給油可能時間に間に合わないので、伊豆大島に夜間入港して、明日の朝大島で給油して銚子に向かうというものでした。
せっかくですから、ここで銭湯に行くことにします。

D.S.T Suzuki

一方、TSUBOI 9.5を琵琶湖から沼津への陸送です。
こちらは、レイクビワ マリンサービスのS氏にまかせっきり・・・。
予定時間をちょっと過ぎて現地に向うと、大雨の中、パルピットを外し、すでに荷積みが完了していました。いつもながらパーフェクトな作業で安心です。

29日は早朝から岡山へ移動。
牛窓YHから新門司マリーナにCatalinaを地元のS氏にフェリー(回航)してもらいます。
約200マイル、平均5ノットで走れば40時間・・・

YAMAHA30S2下田入港。

TSUBOI9.5琵琶湖出発。

2016年9月28日

別府〜銚子回航中。志摩ヨットハーバー入港。
現在御前崎沖航行中。


9月28日(水)0930
御前崎沖を航行中です。

27日(火)0903 尾鷲を出た直後に電気系統のトラブルがありまして、インバーターを介して取り出している100V電源が落ちてしまいました。

原因として考えられたのは、

(1)インバーターの故障
 この場合、電子海図(NewPec)が使えません。紙の海図はありません。となると航行海域の海図の所持を義務とされる船検法違反になります。最悪パッドによるマップでも技術的には十分航海できますが、NewPecと違って根拠としてデータとしてオーソライズされていません。

(2)バッテリーの電圧低下
 エンジンは連続運転ですから、充電が十分にできないオルタネーターの動作不良を懸念しました。電力を失うということは、(1)のナビ等を使えなくなるだけではなく、オートパイロットも作動しなくなります。

いずれにしても、スターンチューブからの漏水の増大、メインセールのハリヤードのトラブルもありますので、急遽コースの北側にある志摩ヨットハーバーに立ち寄ることにしまして、1430頃入港しました。

いろいろ原因探査しましたところ、本来搭載されていた5年目のバッテリー×2個が寿命が来ているようです。新しいバッテリーにインバーターを繋ぐと正常に作動しました。バッテリーを1個購入して、マストトップまで登ってハリヤードを取り戻し、スターチューブを増し締めして、日没すぎになりましたが、航行を再開しました。

ちなみに五ヶ所湾の定置網には一切といっていいほど灯りが設置されていないことを知りました。真っ暗な界面を探り探りで出てきまして、サタダ水道を経由してようやく遠州灘へでてきました。
いろいろありますが、まぁなんとか乗り切っています。

D.S.T Suzuki


PS
毎度毎度、いつもいつも「志摩ヨットハーバー」のハーバーマスターのO氏にはお世話になりっぱなしです。
おそらく、日本のマリーナ(ヨットハーバー)でもワタシの知る限りでは3本の指に入るくらい何ごとにも親切に対応してくれています。

なぜか縁あって今年お世話になるのはこれで4度め・・・

上画像は尾鷲港。
図は御前沖。
次港は大島予定。

2016年9月25日

別府〜銚子回航中。尾鷲着。

9月26日(月)尾鷲着。

9月25日(日)1800の現在位置です。
鳴門海峡の転流の時刻に合わせて進んでいます。
瀬戸内を出たあと、外界がどのような顔で待ち構えていますことやら。


9月25日(日)1934、鳴門海峡を通狭しました。
追い潮が6ノットぐらいあったようです。
橋の下をくぐった直後に大渦の真ん中に突っ込んでしまったようで、かなり翻弄されました。
明るかったら迫力があったのでしょうけど、真っ暗だとあまり気持ちのいいものではありませんです。
外海に出た途端に雨が降り始めました。
とりあえず、無事に進んでいます。

9月26日(月)朝ぼらけ。和歌山県沖です。天候は穏やかです。

朝ぼらけにに引き続き、朝焼けです。
美しい・・の一瞬です。

9月26日(月)0600の現在位置です。
お昼前には潮岬をかわせる見込みです。
次の給油地は尾鷲あたりですね。

9月26日(月)1000、串本港に退避しました。
逃泊ではないのですが、9時ころ潮岬をかわすときに、
南から波高3mほどのうねりと、北東からは8m/sの風とそれに伴う波と、北西から流速3ノット以上の潮流が、見事にぶつかり合ってとぐろを巻いていましたので、串本港内に退避した次第です。
やっとお湯を沸かして朝食となりました。
一息入れたらまた再出発します。

9月26日(月)2035 尾鷲港に入港。

D.S.T Suzuki

PS 1
現在この回航を含めると5艇の納艇準備中・・・
昨日、26日は3艇の名義変更、船籍港変更を同時に進めたため、脳内はキャパを遥かにオーバー。
かなりの混乱!!!!!
さらに内1艇は中間検査申請・・・

明日28日は琵琶湖から陸送と29日は牛窓から新門司に納艇予定。

PS 2
D.S.T Suzuki 氏のFaceBookの中に「FERRY」と云う言葉が・・・
彼は回航のことを「FERRY」と使っています。

コトバンクで調べたら、・・・を空輸する。飛行機を現地へ輸送する。
とありました。

あのMRJも名古屋空港からワシントンまで「FERRY」中・・・。

この後、串本港から尾鷲港へ。

2016年9月25日

別府〜銚子

9月22日(木)別府・北浜ヨットハーバー
9月23日(金)1128 別府・北浜を出航。
9月24日(土)1253 弓削島・海の駅入港
9月24日(土)0404 弓削島出航
9月25日(日)0600 航行中


D.S.T Suzuki

2016年9月24日

JJOne(GER) Crowned 2016 World Champion!
TOP TEN RESULTS

1, JJ ONE(GER) 34p
2, Ichimokusan(JPN) 47p
3, FOX(JPN) 48p
4, Singapore(SIN) 53p
5, Kanaloa(JPN) 65p
6, Hawky(PER) 67p
7, LULL(JPN) 77p
8, Wailea(JPN) 78p
9, Cougar(JPN) 78p
10, MARIL(JPN) 84p

やはりワタシはハンディキャップレースはどうしても好きになれないでいる。
やはりヨットレースはJ24のようにイコールコンディションで行うのが結果だけを見ていても楽しい。
やはり知人たちのリザルトは揃って下位に低迷していた・・・。

詳細はhttps://www.j24.gr.jp/2016_worlds/?category=1

BULKHEAD Magazine
http://bulkhead.jp/


次回楽しみなのは11月18日から20日の間に開催される「LOUIS VUITTON AMERICA'S CUP FUKUOKA」
ホストマリーナの西福岡マリーナ・マリノアでは、その受け入れ体制にかなりナーバスになっていると聞く。
また、11月19日・20日にTV東京で放映予定。

J24 WORLD FINAL
RESULTS
YAMAHA30S2
松山沖北を航行中。

2016年9月23日

2016 J24 WORLD CHAMPIONSHIP WAKAYAMA JAPAN
PART 3

注目していたJ24 World は、台風16号のため1日はキャンセルになり、第6レースを終え23日の最終レースを待つ。

Total Rankは1.GER「JJOne」2.JPN「FOX」3.「Ichimokusan」4.PER「Hawky」5.USA「Cougar」

詳細は
https://www.j24.gr.jp/2016_worlds/?category=1


そんな中、レースとは20年前に縁を切り離した当方は、納艇の準備中・・・

22日にYAMAHA30S2を別府から銚子に向けての出航予定だったが諸問題が起こり、23日の午後に出航を変更。整備関係は北浜YのO氏に・・・・デリバリーはD.S.TのS氏にまかせっきりです。
出航後100マイル、約20時間で弓削島で給油予定。

23日、1128、別府北浜ヨットハーバーを出航!

もう1艇は、28日に30フィートのレースボートを琵琶湖から静岡への陸送予定。
こちらは、Lake Biwa Marine ServiceのS氏にまかせっきり。

あと今月中に3艇の納艇があるのですが、今日から名義変更、船籍港変更などのデスクワークと納艇前の整備に駆け回ります・・・

ちなみに・・・すべて日本国内へのデリバリーです。

J24 World Result

YAMAHA 30S2
出航準備中

2016年9月20日

2016 J24 WORLD CHAMPIONSHIP WAKAYAMA JAPAN
PART 2

2016年9月20日。

先々日の18日、某ヨットの検船に和歌の浦に行ってきました。
和歌山マリーナシティや和歌山マリンサービスさんには年に一度は出かけるのですが、和歌の浦は全く初めて・・・
ここにこんなマリーナがあったのかと驚き!

雨の降る中の検船を終え、対岸を見るとマリーナシティが見え、J24ワールドの艇団を探すが発見できず。
ちょうどこの日はプラクティス。
多少心残りながら和歌山から西宮に移動。
さらに、またまた19日は大雨の中、牛窓ヨットハーバーへ
帰りの山陽自動車道は停滞するほどの大雨でした。

それもそのはず・・・台風16号!
またまた、台風の影響で別府〜銚子までのデリバリーが延期になってしまった。

PS
19日はJ24の第1レース。
J24ワールドのサイトから見つけだしたそのリザルト。

知り合いの艇があれば面白いですが・・・

ベイサイド和歌の浦
対岸にマリーナシティが見える。

下画像はJ24の1レースのリザルト。

2016年9月16日

2016 J24 WORLD CHAMPIONSHIP WAKAYAMA JAPAN

2016年9月19日〜23日。
和歌山市・和歌山マリーナシティ内・和歌山セーリングセンターで開催。
ここ最近、このワールドをはじめ、関西のレースシーンは西宮から和歌山に移って行く感がある

16日・17日はレジストレーション、メジャーメント、クルーウェイト計測。
18日にスキッパーミーティングとプラクティスレース。
19日から23日までの間、レースがスタートする。

参加国はGER、AUS、PER、SIN、USA、KOR、JPNの合計44艇。
私の知人も2チーム参加しているので陰ながらついつい応援したくなる。

詳細は
https://www.j24.gr.jp/2016_worlds/?category=1

2016 J24 WORLD

2016年9月14日

TRAMPERの整備完成

先日、TRAMPERの整備が完成しました。

主な修理、整備箇所は、清水ポンプとホース類一式と蛇口の取り替え。 
トイレも新品に交換とホース、スカッパーも交換。
スルハルバルブ、ホース、バンドも交換。

もちろん上架・・・。

カットレスベアリングを交換するためもあって、エンジンも脱着し、ついでにエンジンマウントを交換。 
海水ストレーナー、ニューボード、エンジンジンク、シャフトシール、ペラ、ジンクも交換。

キャビン内部では、充電器、インバーター、スイッチ・ブレーカー、電線ターミナル、配線のやり替え、   エキゾーストミキシングホースの加工などなど・・・

一見では目立たないリメイクですが、かなりの作業量となりました。

TRAMPERのエンジン関連の作業中。

2016年9月9日〜10日

牛窓ホテルリマーニと新門司マリーナ

9日、遠方からGIB'SEA52の検船のお客さまの立会いで再び牛窓ホテルリマーニへ。
シートライアルに同乗させて頂いた。
フランスメイドのGIB'SEAだがBENETEAUやJEANNEAUのインショアモデルと異なってかなりのオフショアモデルで建造されているのが理解できる。

メインセールを開き(メインファーラー)続いてジブセール。
ジブセールウインチは電動!
めっちゃイージー・・・。

そのGIB'SEAにはLloyd's Registerのステッカーがあった。

かなり涼しくなった南風に乗せながら、ホテルリマーニ沖を少しの間セーリングを楽しませて貰った。

この艇の普段と云えば、観光客をメインにしたチャータークルージング艇。
艇ごとのチャーターも可能だが個人参加もOKとのこと。

あくる10日は、やはりNHで福岡空港から新幹線で小倉、門司を経て新門司マリーナへでCRSの検船立会い。
私が欲しいと思うくらい、かなり手入れの行き届いたCRSでした。

帰りの飛行機は久々の737 800。プレミアムシートがある機材だった。
エコノミーが満席のためアップグレードでそのプレミアムシートに・・・
しかし、シートの奥行きが浅くなんと座り心地の悪いシートだったこと。


画像下は新門司マリーナのテラスから見る周防灘。


2016年9月8日

輸送準備

琵琶湖から運び出すのにはトラック輸送に頼るしかない。
もちろん今回もトラック輸送のためのマスト倒しをマリーナOGOTO(レイクビワマリンサービス)さんに全てをお任せした。

艇はTSUBOI 9.5M・・・

次期オーナーはこの艇でクラブレースを楽しまれるとのこと。

搬出は後日。

明日は岡山、明後日は門司・・・
先月からのお客さまは韓国ではなく全てが日本人の方ばかり。
小さいながらも新しいヨットブームの風を感じています。


2016年9月5日

牛窓ウミホタルクルーズ

ここ最近、岡山・牛窓に再び縁があって週一のペースで行っている。もちろんクルマ・・・
以前は2010年頃にはトルコ建造のアリーバとの出会いがあり毎日のように牛窓に通っていたのが懐かしく、今でも牛窓、虫明はカーナビなしで移動ができる。

そんな中、以前出会ったS氏、彼はこの牛窓、ホテルリマーニをベースにクルーズを行っている。
つい最近、そのS氏からLINEが送られてきた。

「ウミホタル」の画像・・・

牛窓クルーズの案内サイト

http://yachtword.wixsite.com/shiba/blank-2

牛窓イーストビーチの「ウミホタル」

2016年9月1日

CHRISファイナルアプローチ。

月も変わって9月1日、Chrisが3週間をかけて西宮から台南市のホームポートへのファイナルアプローチに入ったとのロールコール。

途中、油津、宜野湾、宮古島、石垣に寄港を経て台南市に・・・

その間、何度も海上保安庁からの連絡が当方に入って来たことか・・・

そんな中、各地でサイトシーイングを楽しんだのか、数枚の画像がLINEで送られてきたので紹介。

油津の杉村本店、宮古島などなど・・・
台湾へのファイナルアプローチ。
クリックで全画像。

2016年8月18日

CHRISからのロールコール。

台風10号の進路が定まらず、宮古島で停泊、そして石垣島へ。
昨日、通関を済ませ台湾に向け出航した(ようだ)。

LINEで送られてきた画像の中に、イルカとのランデブー航行の動画があった。

私もイルカとの遭遇はHAWAIIのKENWOOD CUP時と大阪湾は関西空港近くでの2回のみ。
イルカが艇と伴走してくれるのには、ちょっとした感動モノでした。

8月10日に西宮を出航してじから18日め・・・
報告を見ると、宮崎県油津、屋久島、沖縄宜野湾マリーナを経て宮古島〜石垣島の航路をたどったようでした。

宮古、石垣周辺にて

2016年8月25日26日

P30とCC32。

25日に岡山の牛窓へ。
先日、西宮から牛窓に回航されたP30を確認し、目的のCatalina310の元へ・・・。

めっちゃキレイ!が第一印象!
キャビン内部もキレイ!
装備品のすべても全稼動!
素晴らしいの一言!

26日(金)
納艇までの間、しばらく西宮マリーナで預らせて頂いたCC32の納艇・・・

前オーナーがハル、キャビン共にゴミひとつなく美しく整理され、その上船名も消されており納艇前の整備は全くすることがありませんでした。

が、出航前寸前に航海灯のスイッチを入れるがマストトップの停泊灯が点灯せず、急遽サービスのOさんにマストに登ってもらい、停泊灯そのものを交換し事なきを得た。

燃料タンクを満タンと予備タンク2缶をフルイットアップし、明石海峡のシーストリームに合せ正午過ぎに南の風5ノットの中、広島に向け出航されました。

PS
CC32は昨日、1556に無事宇野港に入港されました。

蘇ったP30。
まるで新艇のようなCatalina310。

CC32の出航。

2016年8月23日

CHRIS発見!。

相変わらずのCHRIS御一行様の行方が知れず。
昨日、第10管区海上保安庁からの連絡・・・。

「船名「TASTY」の現在地を知らせてくれ」とのこと。
こっちは陸の上、しかも関西にいるのに「わからない〜」と応えるが、けっこう何度も「連絡をとってくれ」との催促。

たまたま宜野湾マリーナの知人との電話中に「CHRIS」を見かけたら教えてほしい旨を伝えると
「宜野湾マリーナに昨日から停泊している」とのこと・・・

さっそく、海上保安庁へ連絡するが・・・

さっぱり連絡がとれない???

超自由人のホワイトピープルには日本人では勝つことは不可!

ちなみに宜野湾は不開港の港で、国土交通省への申請が必要!
偶然、宜野湾マリーナで発見!

2016年8月19日

琵琶湖。

TSUBOI艇ご購入を検討されている方からの依頼で、湖上での検船。

エンジン始動からセール、リギンチェックなど・・・

大きな問題点はなく、気に入って頂いた様子・・・

ここは琵琶湖マリーナOGOTOの桟橋。
お盆明けの平日にも関わらずけっこう若いお客さんたちがBBQ、ボーティングやジェットを楽しんでいる。
さらにボート免許スクール艇も2艇が出航するなど平日とは思えない風景。

爽やかな風がデッキを通り抜ける・・・
湖面はフラット。
改めて琵琶湖ってイイやんとつくづく感じた。

琵琶湖・マリーナOGOTOの桟橋にて。

2016年8月16日

Problem Chris。

エンジン整備も完了。
書類も揃ったところで、税関、海上保安庁への届けも終え、CHRIS様御一行は台南市へと旅立った。

しかし、しかし・・・早速の問題発生!!!

税関、海上保安庁の申請前にあれほど念には念を押し、台南市までのルートを申請したのに、一日めから申請とは違うルートを航行・・・

実際には瀬戸内海(広島から宮崎県油津予定)を申請、しかししかし大阪湾を南下・・・

やはり海上保安庁の監視体制は優れ、即刻、当方に電話連絡が入ってきた。
いつもいつもどこで監視しているのか?

さて、外国船籍となったヨットが日本海域を航行するには沢山の規制があります。
まず、航行ルートを税関、海上保安庁、国土交通省に届ける必要があり、国土交通省の場合は「不開港」地への入港時に申請しなければなりません。

CHRISはこれらの規則の全てを守ろうとしません。
完全に日本と輸出のための航海をあまく見ていたのですが、今回は国土交通省のサイトで見つけた英文の内容をLINEで見せると、ようやくビビりはじめ、こちらの云うことを聞いてくれはじめました。

その英文がこれ・・・
When making a call at a closed port without special permission, the captain shall be punished by imprisonment with work for not more than 2 years or by a fine of not more than 1,000,000 yen. And the relevant ship may be confiscated then.

不届けの場合は100万円の罰金制裁と艇の没収・・・。


2016年8月14日

ELAN S3 進水式。

正確には8月12日(金)、志摩ヨットハーバーにてS3の進水式に参加させて頂いた。

このところ、新艇輸入艇が3艇たてつづき、H415、SR36(カタマラン)、そしてこのE3。

H415、SR36は普通のクルージングバージョン、E3は本格レースバージョン!

このところ、なぜか志摩ヨットハーバーに縁があっていろんな面でお世話になっている。

つい先日、大分からクルージングに来ていた艇のエンジントラブルでお世話になり、いつものことながらハーバーマスターには大変親切に対応して頂き感謝感謝・・・。

S3の進水式は地鎮祭の式次第にのり、船と乗員と航海の安全祈願して頂いた。

話は変わって・・・やはり近年のヨットのデザインも性能も大きく変わり、ステム、トランサムは斜ではなく直角に海面におり実にカッコイイ型をしている。

ちなみにノンオーバーラップジブとコード0そしてゼネカー、メインは当然5本のフルバテン。
タッキングアングルは70度とオーナー談。

また、キャビンのカラーと使用材料も変わり、とにかく明るいのが特徴で床に至っては往年のストライプの床は見かけなくなった。
まるでハイエンドのマンションの一室のようなデザインである。

志摩YHの風景の中にE3が舫われている。
地鎮祭。

2016年8月10日

船底洗浄とエンジン整備。

いつものように、納艇前のチェック。
まずは船底確認を行い、4人がかりでスクレッパーでフジツボ落し。
その上、高圧洗浄し完了・・・

購入者さん希望で船底塗装は省略・・・

保管場所を移してから(以前から)排気に白煙が混ざり20分ほどでその白煙はなくなっていたので、あまり気にせずにいたが、エンジンをかけるたびに次第に白煙が止まらなくなり、次にはオイル?軽油?なのか海面一面に虹模様・・・

これでは仕向け先の「台湾まで持たへんワー!」と云うことで、いつもの神頼み・・・

まずは艇をさらに移動させ、いつもの修理ヤードへ。
診断の結果は、考えられるのはオイルそのものの問題、インジェクションノズル、それがダメならピストンリング、・・・などなど・・・

即刻、インジェクションノズルを神の手でバラしはじめて頂いた。

その台湾まで回航するのは今回で5度めのCHRIS。
彼を含めて4名。
CHRIS以外は彼のGFとあと2名のクルーはヨット経験はほとんど皆無???

エンジンやクルーの経験の問題はともかく、いつものようにアメリカからの大事な大事な書類が届かない・・・???
ボトムクリーニング中のChrisとGF。
いかにも台湾らしいクラブのフラッグ。
まずはインジェクションノズルから・・・

2016年8月5日

カタマランヨット、検査完了。

輸入手続き、通関、輸入証明書、JCI検査まで約1ケ月と少々。
ついに検査合格となりました。

艇の構造上と航行区域の問題で最後の最後まで定員が決まらず、安全備品だけが残されていました。
最終的に限定沿海、定員20名に決定したが「小型船舶用浮器」の定員10名分が不足になり、急遽近くのコスモマリンにオーダー。
なんとか無事に合格となった。

一方、TRAMPERはスルハル、カットレスベアリングの交換を終えまもなく海上降ろしです。

そんな慌ただしい中、伊丹空港、別府、福岡経由で伊丹に日帰りで敢行。

画像上から
カットレスベアリング交換済。
別府のFJクラスの学生たち。
小型船舶用救命浮器


2016年7月29日

納艇前の整備中。

納艇前の整備のため本拠地の西宮マリーナのいつもの桟橋へ・・・。
デッキ洗浄から始まり、マリントイレの取付、キャビンクロスの張り替え、ジブセールのリーチ修理・・・などなど。

来月5日の艇の引渡し前の整備中です。

クロスの張り替え作業が一番苦労の多い作業です〜
劣化したスポンジを取り除くには高圧洗浄機が優れていました・・・



あと、カタマランヨットの検査がもうすぐ完了予定!


2016年7月25日

キールの取付。

数年ぶりに横浜ベイサイドマリーナへ。
とあるきっかけで新艇導入のお世話をすることに・・・

先週に横浜ベイサイドに運び込まれたS艇の艤装中の作業中の見学に。

この日はキールの取付とキャビン内の電装工事。
キール取付は独自の精密な方法で慎重に作業がすすめられていきます。

仕上がりまであと少々・・・。

キール取り付け完了。

2016年7月24日

P30の納艇。

P30の完全整備が完了し、新西宮YHのビジターバースにて22日(金)の夜に引渡しを行わせて頂きました。

オーナー自らのシングルハンドでの66マイル。
23日(土)の0400に出航され同日の1400に到着されたとの連絡。

夜の新西宮YHのビジターバースにて。

2016年7月19日

全日本ミドルボート選手権。

3連休の間に新西宮ヨットハーバー(KYC)では「全日本ミドルボート選手権」が開催されていました。
レースが開催されることを知ったのは友人がたまたま参加していたからで、普通に生活していると同じハーバーにいても気がつきません。

かつてワタシも20数年前に「全日本ミドル」に相模湾に遠征に陸上輸送で出かけたことがありましたが・・・超マイナースポーツは昔も今も変わっていません。

ちなみに今回の優勝は関東からの遠征チーム「PROPAGANDA」
このチームは随分昔のIOR時代からレース活動を続けているチームです。

ついにCatmaranのマストが起ちました。
今週木曜日のJCI検査までにはまだまだ整備と国内基準を満たすための作業が残されています。

もう1艇のJEANNEAUはトイレを取付け、剥がれ落ちた天井のクロスを剥がしました。
その作業中にデッキを洗浄。





友人が乗った出場艇。
遂に起ち上がったカタマランのマストとエンジン整備中。

2016年7月15日

同時4艇の整備。

TRAMPER、P30、Catmaran、Jeanneauと同時4艇の整備中・・・

4艇のすべてが西宮市内での整備なので行動範囲が狭くパーツ調達も容易です。

Tは水漏れをメインにエンジン、電気関連を整備。
Cは昨日からJCIの新艇検査に入りました。
Pは1ケ月前からキズ付いたハルの修理と塗装と船底塗装とエンジン整備とこちらも雨漏り修理等。
まもなく完成!
Jは今週土曜日から整備に掛かかる予定です。

上架されたP30。
ハル塗装完成!

2016年7月13日

TRAMPER 上架。

台湾のクリスから・・・台風の影響はなく艇も無事と連絡が入り、JEANNEAU36の輸出のための書類を再開した。
今回もアメリカ・デラウェア船籍を取得予定・・・

一方、某国からの輸入艇のJCI検査の準備を続け、ようやく14日木曜日の検査に備えています。

一方、広島から韓国仕向けの31フィート艇は名義変更、返納届けを終え広島の勧告領事館で仮船籍取得の準備中!

もう一方、今年納艇したTRAMPERの謎の水漏れ(海漏り)がひどく、ビルジ溜り一面に水が溢れ、急遽上架することに・・・
原因は窓、スライドハッチ、トイレのホース、ベンチレーター、アンカーウェル、スルハル等が考えられるのですが・・・カットレスベアリングの不調もあったので上架することに。

とにかくこんな時はH氏にお願いするのが一番です〜

草々に水漏れの原因を探し当ててくれました。

上架されたTRAMPER。カットレスベアリングを交換します。

2016年7月7日

台風1号。

台風1号が台湾に上陸・・・。

我、BJP ALIANCEの台南市付近は大荒れとの連絡・・・

ここ近年の台南は台風、地震、台風に見回れています。
ただただ無事を祈るだけ・・・

台南市にはあのアメリカ人のクリスが住んでいる町で、先日からJEANNEAU 36の購入にあたっていろいろ交渉と購入のための手続きを行っています。

ワタシのここ数週間は某国からカタマランヨットの輸入手続き、通関、荷役、JCI検査のために駆け回っています。
詳細は後日・・・。

台風1号、台南市にて。