BJP_WEB__STAFF_BLOG

2014年12月23日
ODIN NOVA の新艇の納艇。

12月20日(日)
ODIN NOVA の新艇艤装が完成し、福岡マリノアから佐賀県唐津まで、オーナー自身が回航されました。

なにしろ、国内初!の艇(モーターセーラー)なので、エンジンセッティングからすべての装備品に至まで手探り状態。マリノアに到着してから納艇まで約1ケ月ほど掛かりました。
その装備は、パーフェクトなまでのフル装備です。

画像は唐津港に到着したODIN NOVA。

もう1艇は、OKAZAKI 34 デッキサルーン。
この艇は、エンジン載せ替えから始まり、原因不明だったエンジン関係の微振動の解決までに長らく上架していたのですが、その原因がエンジンマウントでもなく、シャフトでもなく、カットレスベアリングでもなく、プロペラにあった事が判明!!!。

ようやく、元のバースに戻って来ました。
これから、新オーナーの元に届くまで西宮で保管します。
その間、徐々に美しく仕上がっています。
新しくビミニトップも装備されます。

しかし・・・・・この1ケ月の大阪湾は毎日のように西寄りの風が強く吹き荒れ、その上の極寒〜

さすが、海の上は極端に寒く、作業もはかどりません〜

ODIN NOVA の完成。
整備から戻って来たOKAZAKI34DS。
ビミニトップ装備中!

2014年12月20日
P 300の出航とPioneer11の出航。

19日(金)P300は午後11時に西宮マリーナを出航した。
天気予報は曇りと雨・・・
しかし、風は西の風ではないので、出航を決断!
約65マイル、10時間から12時間程の行程。

新オーナーとMちゃんとでの二人での回航。

艇の整備に少し時間がかかり、回航5時間前にすべてが仕上がった。

新しい船名、フェンダー新品に交換。エンジン消耗備品をすべて交換、GPS取付、チーク磨き、ワイパー取付、窓ワク塗装、コックピットフロアのアンチスリップ貼りなどなど・・・

まぁ、最後の2時間ほどは雨に打たれたようだが、無事に牛窓YHに到着したとの連絡が入った。

一方、寒風が吹き抜ける北港マリーナでは、午前10時にPioneer11の引渡し、こちらの艇は新オーナー独りきりでの回航!
少し風に流されながらも、なんなく出航した。
さすがのシングルハンダー!

結局、1日2艇の納艇日となった。

19日、P300深夜の出航と出航前の整備。
20日、Pioneer11の出航。

2014年12月15日
P 300エンジン消耗備品交換。

15日(月)P300の3YM30のエンジン点検と消耗備品交換を行いました。

Vベルト点検OK、ジンクOK、エンジンオイル交換、ミッションオイルOK、エアエレメント交換、オイルエレメント交換、インペラ交換。

残された作業は、コックピットフロアがすり減りゲルコートも剥がれているため、その部分一面をノンスリップテープに張り替えるため、フロア一面をフラットにサンディングし、後は発注したテープ(900×1200)を待つのみ。

あとは、新オーナー希望のGPSを取り付けます。

すべての作業を納艇先で行う予定でしたが、デリバリーが一週間延びたため西宮で行うことにしました。

カセットコンロ、予備タンクを近くのホームセンターで購入、回航準備中・・・

ヤンマーディーラーのシーポイントで揃えた3YM30のパーツとメンテ中。

2014年12月14日
P 300上架整備。

12日(金)にP300のハルの部分塗装(と、云っても)約3分の1を塗装してもらいました。
今回は同じ西宮マリーナにベースを持つカワイマリンさんにそのペイントをお願いしました。

ハル塗装のハガれた部分をパテで埋め、そして塗装!
僅か納艇1日前の作業・・・
もちろん仕上がりはバッチリ!!!!!

が、しかし・・・13日(土)も瀬戸内は相変わらず西の風と波が強く、牛窓YHまでは航行不可!
せめて、須磨YHまでと出航を試みるが、新西宮YH沖でも波が大きく無念のリタイア〜

回航は来週19日の深夜か20日(土)の早朝に延期しました。

ハルの部分塗装を行いました。

2014年12月12日
P 300回航、上架。

P300を西宮マリーナまで回航、そのまま上架し船底洗浄を行い、船台に載せ変え納艇のためのリメイクと整備にかかりました。

まずは、デッキ上のチーク部分(ハンドレール4本、コックピットチーク、オーナーズチェア、コンパニオンウェイまわり)のニス剥がし、トイレのポンプ交換、オートパイロット(ティラー)の新規取付、エンジンチェック(オイル交換)、デッキライト交換、窓ワクの塗装、そしてハルの部分塗装・・・・・

まる3日間、3日めは4人かかりの作業。

13日(土)の朝に下架予定。

本来なら、13日に牛窓YHまで回航の予定ですが、西の風が已然強く、波高も1.5mもあり前進することは不可能かも?そんなワケで13日にテストセイリングしてみて、取りあえずは須磨YHまででも持っていければと考え中です。

PS
デッキライトの交換は、メインハリヤードを上手く利用しての登る本人のみのシングルハンドでの登頂!

そんな中、ロシアンが再来日するとかしないとか?のメールが何度も届きます〜
結局は、修理も輸出手続きも自分では行わず、他人まかせにし、その上「高い、高い」とぼやいています(笑)


2014年12月8日
PIONEER 11とP 300とOKAZAKI34DSと。

OCEANIS350の整備をある程度終え、7日(日)はPIONEER11の上架を新しくなった大阪北港マリーナ(旧ヨットハーバー)で行いました。

北港では何度か上架に立会っていますが、見なれた西宮マリーナとは違いかなり違和感を感じてしまいます。
その上架はスロープで船台を海中に降ろし、その海中の船台に艇を載せてひっぱり上げます。

さてさて、その上架したPIONEER11の船底を高圧洗浄し、船底確認、そして再び下架。

これは購入希望者さんのたっての依頼のための確認。今年8月に船底塗装を終えたばかりなのでフジツボは付着しておらず高圧洗浄のみで作業を終えました。

今週は、P300とPIONEER11の納艇準備にかかります。

この日の午後からは淡輪YHに移動。
今夏に納艇した31EXと40CRの整備確認と次回作業の下見に・・・。

PS
そして、マリノアで新艇艤装されていたODIN NOVAがその艤装を終え午後4時に出航しました。
あいにく出航日がズレたため、近々それを見に行く予定です。
北港マリーナの上架風景

2014年12月1日
チークデッキのサンディング。

12月に入り、次の納艇までの間の時間を見つけて、オセアニスの整備にかかりました。

まずは、キャビン内、天井のクロスの剥がれの補修。
幸いにして全てが剥がれていないので部分補修。

しかし、劣化したスポンジを除去するために、掃除機でそのスポンジを吸引し、ビニールクロスの汚れも落し、強力両面テープとシリコンボンドでの貼付け作業。

それだけでは収まらず、目立たない部分はビス止めで接着。

また、デッキ上のハンドレール、コックピットのチークのニスが剥がれていたのと、少し痩せていたので、サンディングで、まずは元の木目に戻しました。
さらに劣化したコンパニオンウェイハッチの合板の傷んだ部分を剥がし、磨き上げて再度ニスを塗る予定です。

僅かなことで、艇が蘇ります〜
コックピットチークをサンディング中。

2014年11月30日
岡山県虫明湾と牛窓。

久しぶりに岡山県・牛窓ヨットハーバーへ。

秋も深まり、紅葉が美しい三陽自動車道をオフィスから約2時間30分。

今回は、購入頂いた艇を牛窓ヨットハーバーに保管するために、その保管場所にて購入契約をして頂くため。

11月も終わりと云うのに暖かく、しかも穏やか・・・

契約が無事完了して、帰りは近くの「道の駅?海の駅」で広島名産ではなく岡山名産、しかも虫明湾で育った牡蠣を8袋も購入!

やっぱ、冬は牡蠣鍋ですね〜

PS
さてさて、例の台湾製ケッチ「FORMOSA41」を購入したロシアンは、電気関係以外の修理はすべて自分でやる!と息巻いて多少の用具と材料を姫路で購入したが、結局全くなにもせずに一旦ウラジオストックに引き帰ってしまった。

結局のところ、来春に再び姫路に戻ってくるそうですが・・・

まぁ〜日本人以外の諸外国人は全て手を付けられないほど自由人ですね〜

追伸の追伸
昨日、購入から6週間もの間、韓国の新オーナーはひとりぼっちで、福岡・マリノアでの船中泊。
ようやく昨日済洲島に向けて出航しました。

山陽自動車道から備前ブルーラインからの虫明湾。

2014年11月27日
アルミハル。

アルミハルについてのお問合せが多いので、ちょっと説明・・・。
アルミは腐食しない。

ボートやヨットに採用されているA5083アルミニュームは数多いアルミニウムの種類の中でも、強度、剛性、耐食性に最も優れたアルミ合金で、航空機や新幹線車両などにも採用されています。

これは1円玉やジュース缶(A3004)、アルミサッシ(A6063)、クルマのホイール(ADC3)とは全く異なった素材であることを再度認識する必要があります。

A5083とはAl-Mg(アルミ/マグネ)系材料でアルミとマグネシュームなどの合金で、以前から海上保安庁などの巡視艇などにも多く採用され、国産プレジャーボートではトヨタが採用しています。

アルミハルはFRPと比較して、高強度で粘り強い特性に加え破断しにくく、またアルミハルはフレーム構造を採用できるためハル部分のみでも充分な強度を持っています。

更に圧延したアルミ合金板は品質が一定しているというメリットも持ち合わせ、波の衝撃や振動が減衰しやすく音の反響も少なく、且つ軽量で燃費効率も優れているのです。

剛性、強度を簡単に表現して見ると、大きな波やチョッピーな波の場合でも、ハルのたわみや歪みがなく設計時、建造時の理想の原形を維持できると云う大きなメリットを持っています。


最後に電蝕についても触れておきたいのですが、そもそも電蝕とは電池作用腐食と呼ばれ、海水中でおこる金属と電気による不思議な作用のことで、アルミは鉄や銅などと海水中で接触すると、アルミから鉄や銅へと電流が流れアルミが腐食に至るのですが、防食亜鉛をアルミハルに装着すれば、今度はアルミからではなく、反対に防食亜鉛から鉄や銅に電流が流れ、アルミに変わって防食亜鉛が腐食するのでアルミハルに全く影響を受けないと云うことなのです。


外洋艇「ADAMS40」に採用されているアルミハル。

2014年11月22日
アレックスPART2。

PS
そして・・・
21日(金)に西宮に来たのですが、ホテルはどこも満室で、仕方なく当方のオフィスに泊めたワケですが、その翌日ピックアップに行くと行方不明?
荷物もすべて持ち去られている???
どうやらマリーナのスタッフに紹介されて別の場所に移動した様子?
オフィスの固定電話の前にワタシのケータイの番号のメモを残し、何かの時は電話するようにと伝えてあったが、全くおかまい無しでの行動?

TV番組の「YOUは何しに日本へ」に出てくるガイジンそのままで、勝手きままで、自由人、そしてドタキャン!
まさに日本人以外の諸外国人の自由さは理解しがたいものがある。

しかし・・・自分の要求時はウルサイほどのオファーがある。

でもでも、仕方がないのでヴォージョレヌーボーのパーティに同席させてしまった〜

ちょっと甘えさせすぎかも?(>_<)

Beaujolais Nouveauの樽で味わう。

2014年11月21日
アレックス。

11月13日(木)に伊丹空港に降り立ったロシアンのアレキサンダー(通称アレックス)を、一旦伊丹空港近くのホテルに泊め、14日(金)に姫路市飾磨区に送り届け、その台湾製の「FORMOSA 41」とか云うケッチと初体面させた。

しかし彼が思ったほどコンディションが良くなく、多少ガッカリしているように見えた。

彼は日本語は全く話せず、カタコトの英語でやりとりするが全くと言っていいほど通じない???
そんな彼を姫路に残したまま、こっちは琵琶湖と九州出張・・・

その上、彼が持参したSONY製のスマホはなぜか全く使えず(初日のテスト通話では使えたのですが?)
ネットも繋がらず連絡の取りようが全くない。

昨日(21日)の早朝、その彼から公衆電話で連絡があった。
しかし10円づつしか入れないので、何度も何度も途中で会話が途切れる始末・・・

5回めで彼の云いたいことが理解できた。
西宮に来たいと云う!

よほど姫路での独りきりが寂しかったのだと思う。
初日に何度も何度も西宮に誘ったのだが、保管料金が高いから姫路がベストと言い張ったのに???

その上、艇の修理も自分でやる!と息巻いていたのですが、結局材料や工具を購入したのみにとどまり、作業は全く進んでいないとのこと。

地元の方に姫路駅まで送ってもらい午後3時頃にJR西宮にやって来た。

話を聞くと、来日以来一度もシャワーも浴びておらず、その上スーパーで購入したレトルト食品のみの生活が1週間も続いていたそうだ。
オフィスに案内すると、ロシア語を交えた英語で話続けていた。

話がおさまったところで、その彼を西宮マリーナに隣接するカフェでようやく食事に。
お好みのチキンとビールを堪能していた。

11月28日には一旦ウラジオストックに帰国予定らしいがエアーチケットも予約していないらしい。

来日する諸外国人たちは日本人と違って全て自由人?だと感じさせられる・・・・

ビールを飲むALEX
西宮マリーナ隣のカフェにて。

2014年11月16日
またまた、琵琶湖。

ロシアンを独り姫路に残し16日はまたまた琵琶湖のレース(いつものY31S)に参加。

2014年琵琶湖ミドルボートクラブ第4戦(もみじレース)別名「BIll Cup」
参加は8艇、内ヤマハ31Sが4艇。

全艇のハンディキャップはほぼイコールなので面白さが増す。

コースはほぼ片上りのソーセージコースを3周。
(琵琶湖ながらの、しかたがないコース設定)
スタートは珍しく風下艇に押し出されてしまい、最下位スタート!

徐々に追い上げるが、前回からのスターボの走りが悪く追い付くことが出来ない・・・
上マークでトップ集団に絡むことに成功したが、下マーク寸前で風がなくなり再び6番手に甘んじることになり
3周めはそのままの順位でフィニッシュ・・・。

琵琶湖は風なし波なし、移動距離なしなので、オールドセイラーにはオススメのエリアです。

本部艇にはGillのフラッグ

トップを快走するNM9.5
超ベテランのTracer

2014年11月15日
FORMOSA 41。

前回ブログの台湾製ケッチの正体が解って来ました。

調べたのは、購入者のロシア人。
艇種名は「FORMOSA 41」

Masthead Ketch
/LOA;12.47m/Beam;3.71m/Draft;1.88m
Designer;William Garden/Builder; Formosa Boat Yard Ta Chiao

日本の船検証書とは大きく異なるのですが、どこでどうなったのかは不明のまま・・・?

しかし、1970年代から少し仕様は異なるが、同型艇が数艇創られたことは確かなようです。
その内の1艇が日本に輸入されワンオーナーのまま35年も所有され続けられていと云うことです。

しかし、ここ最近は機走されてはいたが、全くセーリングされておらず、今日からMヨットさんの手でリメイク、メンテナンスされ、ロシアンは台湾からマレーシアに向け、二度目の航海に出るとのことです。

PS
この艇に関してもう少し解ったことですが、当時日本に6艇が輸入されたそうで、その内1艇は琵琶湖に納艇されたそうです。
その輸送方法がオドロキ!で、ヘリコプターで空輸されたそうです。
購入者は米国軍人・・・ナルホド・・・
謎の台湾建造艇の正体判明!

2014年11月8日
昭和54年、建造のヨット。

昭和54年、1979年に台湾で建造されたFRP製のケッチ、全長41feet。

当方の扱いの艇ではないが、この艇は「ヤフオク」に出品されていたのを、知人のロシアンが購入希望し、私に入札を希望してきた。

それと購入代行と入国のためのVISA申請と輸出手続きは当然要求してきた・・・

まぁ、それにしても世界の各地でいろんなタイプのヨットが建造されたものだとつくづく感じる。

そのキャビン内には台湾艇らしく?、なんと龍の彫り物が施されていたのには一番のオドロキ!

そのロシアンはこの艇で外洋に向いたいらしが、そのためにはかなりの整備が必要と思われる・・・
そのことをほとんど理解せずに来日してくる。

35年前に建造された艇が今年建造された艇と同じレベルと思っているのにも困ったものである。

さらに、オートパイロットを付けたい、ウインドベーン(ウインドパイロット)を付けたい、ソーラーパネルを付けたい、風力発電機を付けたい、そしてセイルを新しくしたい!などなど・・・の要求。

いつもの事だが、このロシアンをはじめ諸外国人は皆、日本では何でもすぐにパーツが揃うし、瞬時にして作業も完了するものと勘違いしてくれるのだが、その誤解を解く作業(お互いヨトヨチ歩きの英文メールでのやりとり)にかなりの手間が掛かってしまっている。

1979年建造のケッチとそのキャビンに彫られた龍。

2014年11月2日
岡崎造船「里帰りレース」参加。

10月31日金曜日の深夜(22:30)頃に西宮マリーナを出航〜
艇は「ブリアン32」

大阪湾では東からの多少の風があり、メインのみをアップさせ機帆走で明石海峡を目指した。
西宮マリーナから明石海峡までが約23マイル約4時間弱・・・

そこから小豆島・琴塚までが約38マイルの距離。
潮の流れにもよるが、機帆走の単純計算で約10時間〜11時間。

さすが深夜は少し肌寒い、その上雨・・・
航行中、チョットしたトラブルに見回れながら、午前中に岡崎造船のある琴塚漁港に到着した。

この日は、年に一度、岡崎造船で建造された艇が集結する「里帰りレース」が開催される。
もちろん、レースと云っても、もちろん親睦レース・・・と、思いきや・・・
実は皆さんかなりレース経験も豊富なようで、実に巧みに走らせておられたのにはオドロキ・・・
多分、昔はIORなどで活躍されていたのでしょう・・・
そんなワケで当方のミスコースもあり、結果は散々・・・

遠くは別府などから集まった岡崎造船の建造艇、パイオニアありブリアンありは合計22艇。

前夜祭はカモ鍋で深夜までその宴会は続き、レース後に再びランチパーティと表彰式とパーティ三昧。

我々の艇は帰りを急ぐため、残念ながらランチパーティに参加せずに西宮を目指した。

その祟りなのか?琴塚を出て3時間程は絶好のコンディション、空は青く西の風と波に乗せ、セイリングを楽しんでいたが、姫路沖から徐々に風と波が大きくなり、たびたびのブローチングとワイルドジャイブを繰返していた。
さらに明石海峡をくぐる寸前、波がより悪化し、その波による影響でさらにワイルドジャイブを繰返した。

乗船4名ながら、とにかく波が悪く風上に立てることも出来ず、リーフもセイルダウンも出来ず、とにかくメインのパワーを逃がすのみ。

まぁ、なんとか明石を抜けると、少し風も波もおさまったが、日没になった神戸港付近で再び風が上がり、さらにドタバタのブローチングとワイルドジャイブを繰返し続け、ようやく神戸港内の波の静かな海面でセイルを降ろすことに成功した。(もうフラフラ・・・)

しかしながら4名の中の最年少(49才)は、琴塚から神戸港までの約9時間もの間、独りでラットを握っていた。

そんな騒ぎで艇に数カ所のトラブル発生!
イージーパックの破損、メインシートカムの破損などなど・・・

しかし、楽しかった2泊3日でした。

琴塚漁港
アンカレッジ琴塚での前夜祭
岡崎造船全景
スタート前
姫路沖付近(まだ穏やかなセイリング中)


2014年10月29日
ODIN NOVA マリノアに到着。

23日に博多港に到着、その後通関を経て、29日午後9時にコンテナに納められたままマリノアに到着した。

J70もそうでしたが、コンテナに入ってくる艇は多いのですが、今回のODIN NOVAは、その収納の仕方が水平や斜めではなく、90°真横に傾けられています。

もちろん出発時から解っていたのですが、いざ、現地では「どうして引っ張り出す?」からスタート・・・

まず、コンテナと路面の段差に鉄板でスロープを付け、フォークリフトで引っ張り出し、コンテナから完全に出たところで、その真横になった艇を通常の姿に戻す作業・・・
これは、クレーンを使い、まずは水平にし、そこから作業場所に移動し、スチール製のワクを取外す作業。

幸いにして、2つに離れるように造られているのですが「じゃ、どうしてフレームと艇を分離させる?」から始まり、最初に行った作業は、ワク内で艇を宙に浮かせること!

まるで、イルージョンの世界で、各所を数ミリ単位で宙に浮かせ、ワクを2分割に成功!

ワクを片方づつ艇からクルマにロープを繋ぎ引き離しました。
もちろん人間4名で引っ張っても動いてくれませんでした〜

そこから、仮の船台に載せ終わったのは、トラックが到着してから9時間が過ぎていました。

30日から艤装にかかります。

その一部終始を画像にて・・・
コンテナから出されたODIN NOVA。

2014年10月27日
イベント参加、3週連続。

26日は久々の琵琶湖のヨットレースに参加。
この日のヨットレースは「マリーナOGOTO」の年2回あるうちの秋の「OGOTO CUP」

マリーナ内の親睦レースなのですが、クルーザークラス(11艇)、レーサークラス(11艇)に分けての結構本気モードでの戦いです。

私が参加させてもらったのは、いつものYAMAHA31S「BUCCHUS」

レース海域(湖域)は北湖での大三角コース。
北寄りの風速2〜3ノットでのスタートした。

フレッシュウインドを掴みジャストスタート。トップ艇団は7艇ほど。

しかし・・・徐々に他艇に置いていかれる???
ボートスピードがいまひとつ?
第1マークまでに3艇身ほど離されるが、第2マークを目指す回航のタイミングと、風速が落ちたタイミングと小さいパフを拾いながら、第2マークでは3番手まで回復・・・
が、しかし・・・スピンランではその2艇に追いつけず、着順3、修正2位・・・

成績はともかく、レース後のパーティがどこのなにより豪華で楽しい!
午後3時から日没までそのパーティを楽しませて頂いた。

西宮、琵琶湖と3週連続のイベント参加でした。

微風のスタート前のマニューバリング中

2014年10月21日
BJP_WEBのサイトをアップデート。

ODIN NOVA の本日の居場所はクアラルンプールの近くクランと云う港に停泊中。
博多港には23日に入港予定とのこと・・・

通関手続きを終え、マリノアにやってくるのは29日の見込みです。

今日は21日火曜、マリン業界は全面的に定休日なので、定休日を利用してBJPサイトのアップデート。

BJPのキーワードは「中古ヨット」と「中古艇」なのですが、サーチエンジンがYahooからGoogleに一本化されてから思い通りに行かず・・・

幸い「中古ヨット」ではトップに出るのですが「中古艇」がかなり苦戦・・・

で、思いきって「中古艇」のSEO対策を行ってみました。
どうなるかは一週間後の楽しみです。

大きく変更させたのはBOATとYACHTのラインナップを一本化。

2014年10月16日
床板・・・

韓国仕向けのストライプ合板は、微調整を韓国に帰ってから行うとのことでしたが、結局「韓国では出来ない!」と云うことになり、福岡で仕上げることになりました〜
それで、またまた1週間以上の延期で出航・・・・?

作業は「プレ宮崎」さんに依頼〜

そして、もう1艇は、新艇の「ODIN NOVA」の上陸待ち!
予定では今月の24日にマリノア到着予定。

本船の航行の動きをインターネットでチェックすることが可能で、「今日はここにいる!」と楽しみにチェックしています。
今日は香港を出航したようです。

https://www.marinetraffic.com/jp/ais/details/ships/228345800/vessel:CMA_CGM_LAPEROUSE

EUから出航し博多港に向うCMA CGM号
17日に香港を出航。

2014年10月14日
床上浸水・・・

PS
福岡送りの40フィートの床板の輸送は結局オフィス近くのヤマト便さんが引き受けてくれ午前中に解決!

13日、西宮は朝から北寄りの風がリギンを大きく揺らしていた。

しかし台風19号は速いスピードで近畿圏を抜け、意外に影響はなかった、今日14日は晴天!

昨日は自艇の再確認と管理中の艇の増し舫などを行ったのですが・・・

その中の1艇のキャビンに1ケ月ぶりに入ったのですが、なんと床上まで浸水していたのです〜

その床板が水分を含んでしまったため、取外すのに一苦労!
ドライバー、ハンマー、バール(代用)を用いてなんとか外すことに成功!

その水を指先につけ、なめてみるとどうやら雨水の様子。
雨漏りは半年前に完全に直したハズ?

とにかく、その水をバケツとビルジポンプで汗だくになりながら排出し、ブヨブヨになりかけた床板を立て掛けておいた。

さらに、ジブファーラーが開かないようにジブシートを更に巻き付け、パタパタしていたブームカバーも全体にロープで巻き付け、次の艇に向った。

それにしても・・・ボートにしろヨットにしろ艇を所有すると云うことは、手間と暇とお金のかかるものです。

またまた、床板つづきです〜

明日から、福岡で納艇と2艇の輸入ヨットのミーティングを行います!

床上浸水し、ツキ板が悲惨な状態に・・・。

2014年10月13日
カタリナC400の床板の張替・・・

4日掛かりで、40フィートクルーザーの床を総入れ替えを行いました。

とにかく、傷んだ部分が多く一層の事、全部を入れ替えてしまえ!と云うことになり、
浜寺ボートさんにあるストライプ合板を取り寄せさせてもらい、作業にかかりました。

古い床材にカタチどおり切り合わせ、新しい合板つくり出していきました。
床の合板そのものが傷んで(腐って)いるため、合板からの作り替えです。

多くは厚さ12ミリなのですが、部分的に30ミリの厚さがあるので、その厚みに合わせる必要がありました。
これは既製品ではなく、やはり浜寺ボートさんで造って頂き、昨日なんとかカタチになり15日の納艇に間に合った!っと思った瞬間〜台風19号の接近で輸送会社が交通規制で稼動せず・・・

これから、輸送してくれるところを探さないと・・・・・・・

床板が腐り原形の採寸ができない状態。

2014年10月7日
メーター取り付けと修理などなど・・・

以前に納艇したYamaha31EXとBeneteau40CRと来週に納艇するCatalina C400の整備や追加装備の取り付けや修理に明け暮れています。

Yamaha31EXは不動だった風向風速計をあきらめ、新しくRaymarineの風向風速計を取り付け完了!
ハッチカバーとラットステアリングカバーも新調し、完成しました。

40CRもジャンボメーターの新設、納艇してすぐに船舶検査の備品の不備があり、慌ててJCIに再申請しなおし、備品を暢達、中でも浮器の整備に手間取り、乗船を待って頂きました(>_<)。


そんな慌ただしい中、船外機のチルトアップ不良の修理・・・

来週納艇のカタリナのオートパイロットの修理、ストライプ合板の全張替えなどが差し迫った作業中です。

PS
以前からのことですが・・・法定安全備品の搭載が欠損している艇にちょくちょく出会います。
困った現象です〜そんなに高いものではないのですが、また、どうして検査に受かったのかマリンレジャーの七不思議のひとつです。

そして、売りにだされる中古艇のほとんどが、トイレの不動です。
これも七不思議のひとつです。

Yamaha31EXに取り付けたRaymarine製風向風速計。

2014年10月1日
長崎

9月29日、30日、10月1日で福岡空港経由でハウステンボス、長崎出島を回ってきました。

もちろん、長崎は初めて。
以前、長崎諫早に納艇したことはあるが、この時はトラック輸送をされたために行く事が出来なかった。

ハウステンボスは写真のイメージと全く同じ・・・ここで一泊。
さすが、行政が創り上げただけのことはあり、ご立派!
ポンツーン付の別荘?もあったが僅か3艇が係留されていただけ。

雨と云うこともあって、キャナルボート(カナルボート)にも乗る事もなく、午前中に長崎市内に向った。

長崎・出島には長崎サンセットハーバー(出島ハーバー)があり、臨時係留のボート、ヨットが保管されている。
そのすぐ近くには、龍馬伝の撮影舞台となった「観光丸」が置かれていた。

しかし、しかし・・・500年以上も前に海図もGPSもなく帆船で遠くポルトガル、オランダなどから、
この長崎港に入港したものだと改めて感心させたれた。

長崎サンセットハーバー(出島ハーバー)の全景。
ゲスト専用と聞く。

下は観光丸