|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
 |
|
2基掛けエンジンの着岸
2基エンジンのアヘッド、アスターン操作をマスターすれば完璧な着岸が可能になる。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
2軸、2基掛けと呼び名はあるが、すなわちエンジンが2機搭載されたボートの場合の着岸方法です。
上手に着岸するには、基本はあせらないこと。と、云ってもよほど経験を積まないとどうしてもあせってしまうのが着岸。頭の中では操作法が理解できてはいるのだが・・・
クルマであれば、風、波のような自然的な影響は全くなく、ステアリング操作とアクセルコントロールと車幅さえ理解していれば、縦列駐車、車庫入れ的な動作は少しの経験で簡単に出来るが、ボートの場合はクルマ以上の微妙なステアリング(舵)とスロットルコントロールが要求される上、風のボートに与える横流れなどの影響、また波の影響、しかもその波、風の大小、向きによって何十、何百通りのパターンがあり、その都度ステアリング、スロットル操作を変化させなければならない。
またやっかいなことに着岸場所によっても様々な環境があるため、着岸方法は無限のパターンとなる。
現にベテランのオーナーやマリーナで働くスタッフでも同じ桟橋に着岸を何年にも渡っておこなっていても、おそらく全く同じ波、風の条件で着岸を経験したものはおそらく少ないだろう。
では、着岸の上手なボートオーナーやドライバー(操縦士)とそうでない者とではどこにその差がでるのだろうか。
答えは上手な操縦者は絶対に「あせらない」「少ないステアリング・スロットル操作」そして着岸のための準備が着岸体勢の前に完了し、着岸操作のみに集中しており、着岸の一連の操作が出来上がっており、どんな環境の違う桟橋でも簡単に着岸してしまうのだ。
操作方法は気象条件や環境が異なっても全く同じで、ただ少し違うのはスロットルの微妙なコントロールだけなのだ。
よくある悪いパターンは「焦りが招く、大きな(余計な)ステアリング操作と大きな(余計な)スロットル操作と着岸の準備がされていないため、普段なら何でも無い小さなちょっとしたミスが、大失敗まで発展しているのをたびたび見かけることがある。
カッコイイ着岸にはステアリング(舵)は修正程度に、補助的に使う。
2軸(2基掛け)艇の場合、ほとんどステアリング(舵)の操作のみで着岸することはない、2基のエンジンの前進、後進の特性をウマク利用し左右の方向をコントロールする。その時に大切なのがスロットルの微調整なのだ、風もなく波も穏やかな時は、船によっても異なるがほとんどアイドリング状態で着岸が可能である。風や波の強弱に合わせスロットルコントロールをすれば問題はない。
ビギナーに起こりがちなミスには以下のようなスタイルがある。
その多くは、フェンダーやロープの準備をせずに桟橋突入。着岸寸前にフェンダーがセットされていないことに気付き、クルーやガールフレンズに大声で怒鳴り、着岸失敗を他人のせいにするパターン。
次に、フェンダーのセットは完璧だが、舫いロープがセットされていないパターン。これもクルーや友人に着岸寸前に「ロープ!ロープ!」と大声で喚き、しかもキンク(縺れ)し、エーイとばかりにもつれたままのロープを桟橋に投げてしまい、ボート側のクリートに繋がれておらず、もうボート上はパニック。
次はオーバースピード。まるでF1のピットインのように猛スピードでの着岸を見かけるが、これは無謀。まず思った場所に停船できない。毎日乗っている漁師さんだってかなりスローで着岸している。
フェンダーとロープの場合は少し落着けば解決する問題なので、桟橋が見えたらスピードをめいっぱい落とし、無風状態の場合はスロットルレバーをアイドリング状態まで下げ、一旦停止するくらいの気持ちで桟橋にアプローチすればOK。
フェンダーやロープの確認とセットは湾内の波の静かなところで微速で走りながらでも充分間に合う。これがセット出来ているだけで50%は着岸成功。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
|
 |
|
|
|
|
|
|
|
|
進行方向に向かって右レバーをニュートラルに、左をアスターン(バック)にすればステアリング操作なしで船が左に旋回する。この挙動特性はボートによって異なるので波の静かな時に沖でトレーニングしておく必要がある。 |
|
|
|
|
進行方向に向かって右レバーをニュートラルに、左をアヘッド(前進)にすればステアリング操作なしで船が右に旋回する。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
|
 |
|
|
|
|
|
|
|
|
右レバーをアヘッドに、左をニュートラルにすれば左に旋回する。(写真はやや左レバーをアスターンに入れより旋回性能を高めている) |
|
|
|
右レバーをアスターンに、左をニュートラルにすれば右に旋回する。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
|
 |
|
|
|
|
|
|
|
|
右レバーをアヘッドに、左をアスターンにすればボートを中心として左に旋回する。(その場で90度近く旋回したい時に使える技) |
|
|
|
|
右レバーをアスターンに、左をアヘッドにすればボートを中心として右に旋回する。(その場で90度近く旋回したい時に使える技) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ポートサイド(左舷)への着岸。基本が理解できればスターボード(右舷)も同じ。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
 |
|
|
|
 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
スロットルは常にアイドリング状態だが、風、波によって多少スロットルを開けることも必要となるが、これもボートの特性によって異なるから、沖で要トレーニング。 |
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
|
|
|
|
|
|
|
進入角度は30°程度が着岸しやすい。左右方向を微妙に調整しながら微速前進。風、波の無い時は上左写真のようにスロットルはアイドル状態。
ステアリングは微調整程度に使用する。下写真のように着岸寸前でもステアリングは使用していない。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
左レバーがニュートラル、右レバーをアスターンにし、ボート後部を桟橋に近付ける。この時もスロットルはアイドル状態。 |
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
|
|
 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
フライブリッジからの視界はかなり高く左舷は見えない。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
 |
 |
|
|
|
|
|
|
風、波がないといえボートの挙動でいかに微速なのかが解る。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
|
|
|
|
着岸時写真向こう側レバーをアスターンにし、スロットルを微妙に開け停止させる。あくまでも気持ち程度の操作であること。強く開けると後進してしまうので注意。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
着岸。今回の場合はフェンダーが桟橋にセットされていたが、フェンダーがない場合は、事前に準備する必要がある。基本とボートの特性を知っておけば着岸は怖くない。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
スターボードサイド(右舷)への着岸。 |
|
|
|
|
 |
|
 |
 |
|
 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
よほど慣れないと左舷、右舷の両方への着岸は難しいが、とにかく最初は練習あるのみ。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
左舷、右舷ともボートの動きは全く同じである。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
後進での着岸。 |
|
|
|
|
|
 |
|
|
|
 |
|
|
|
|
|
後進でのアプローチも、前進での着岸と全く同じ要領で行えば全く問題ない。 |
|
|
|
着岸が終わったら、ボートの舫いがあるが、これも決してあわてないこと。よほどの強風でない限りボートは桟橋から離れない。今回もフライブリッジから降り、アフトデッキからロープを投げ、スターンをクリートし、ゆっくりバウもひとりでクリートしたが何の問題もない。 |
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
舫いロープは前後をある程度固定してから、調整するのがベスト。ゲストやガールフレンズに手伝ってもらうのは理想的だが、そのゲストやガールフレンズを決して慌てさせない言動が必要。
楽しいクルージングも最後が肝心。あのボートには二度と乗りたくない!などと言わせないためにも着岸はカッコ良く決めたいものだ。
決して慌てないこと、冷静に基本を思い出しながら操作すれがプロ並の着岸が可能になる。桟橋での練習の前に沖でボートの挙動特性を理解しておくのも重要な方法だ。
●協力 岸和田マリーナ/オグリ マリン
大阪府岸和田市地蔵浜町11-1
TEL0724-38-8111 FAX0724-38-7311
●使用艇提供 ヤンマーFM40(Better Half) |
|
|
|
|
|
|
|
もし、着岸がどうしても苦手ならマリーナのスタッフに相談をしてみるのも良い。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|