浅井(あさいみく)未来_プロウェイクボーダー 
「アジアンオープンツアー・ジャパンカップ」オープンウイメンで「浅井未来」が2位に10ポイント近くの差をつけ優勝した。

取材日は19日、まさにジャパンカップの競技が始まろうとする僅か10分前。
出場する選手としては、最も緊張感が高まる時間帯にも関わらず「ミク」はこころよく、撮影を引き受けてくれた。
左画像はその10分程前の表情。普段見せる明るい表情とは打って変わり、どちらかと云えば、かなり大人っぽい表情を見せていた。

「ミク」の出場順は5〜6番目だったと思うが・・・スタートに立つポンツーンに立つまでは、他のライダーのトリックにはあまり目を向けず、友人たちと談笑するほどに落ち着いた姿を見せていた。

やがて「ミク」は、ヘルメット、ライン、ボードを抱え、スタートポンツーンまでの細い渡しの板に、少し戸惑いながらもそのポンツーンに降り立った。

「ミク」は他のライダーと並ぶと小柄さが目立つが、この日の「ミク」はその身長差を感じさせることなく、かえって存在感が「ミク」を大きく見せていた。

「浅井未来」未来と書いて「ミク」と呼ぶ。1986年11月15日、鹿児島生。
10才の頃からプロウェイクボーダーを目指し、2000年にプロ昇格を果たす。

ポンツーンに降り立った「ミク」の表情は比較的に和らいでいたように思える。ボード、ビンディングを水に馴染ませたり、他のライダーのトリックに見入ったり、誰もが見せる当たり前の姿を見せていた。

さて、この大会「THE 1st ASIAN OPEN TOUR JAPAN CUP」は昨年からはじまった、アジアのナンバーワンを決定する。
このあと、11月5日にはシンガポール、11月12日にはプーケットと日本と合わせて3戦のツアーポイントで争われ、今回も韓国、シンガポールからの参加も見られた。
「ミク」のトリック(競技)が終わった、途中、フォールが1回あったが、あとはパーフェクトに納めることに成功。ただ見ている、素人のこちらでさえ、「これはイケる!」と感じたほどのルーティンだった。
もちろん、ポンツーンに戻った「ミク」も満面の笑顔を見せていた。
すべてが終わったあとには、
いつもの「ミク」に戻っていた。

いつもの笑顔、いつもの仕草が相変わらず、男性、女性にかかわらず人気を得ているところだ。
そんな「ミク」を初めて見たのは、彼女がまだ15才くらいのあどけない少女ライダーだったころ。
レンズを向けると、慌てて髪を整え、鏡を見て構えていた記憶がある。
しかし、今回の撮影では、競技(トリック)を終えてすぐ、まだ髪も身体も濡れたそのままの姿に、ジェットパイロットの上下に急いで着替え、再びカメラの前に現れてくれた。
撮影場所は表彰式が行われるステージ前。
この時点ではまだ他のライダーの競技中。
まだ優勝の行方は決まっていなかったが、「勝ったネ・・・」の問いにただ笑顔での返事。おそらく自分自身でも感触はあったに違いない。

ステージに貼られたスポンサーバナーのAQUANAUTICに思わず「カッコイイ」の一言。
「あっちのピンクの時計の前でも撮ってほしい!」の「ミク」の要望で撮影。
そんな撮影の間に「ミク」はいろんな表情を見せてくれた。
そんな彼女の「夢」は世界チャンピオン。
「夢は大きく!」が「ミク」のモットー。
そして2時間後に行われた表彰式でも「ミク」はこのステージの中央に立っていた。


浅井未来 
●2002年 J-ROUND X-TRAILCUP2位/ProTour ランキング6位
●2003年 ProTour ランキング2位
●2005年 X-trail cup 優勝
●2005年 アジアンツアー チャンピオン

●2006年 アジアンツアー チャンピオン

●2007年 X-trail cup 優勝

●2007年 プロツアー 1位