スケアクロウをマスターする
Scarecrow
今回はスケアクロウというインバートトリックを教えよう。スケアクロウというのは、TSでのフロントロール+180だ。むずかしく聞こえるかもしれないがフロントロールができなくても大丈夫。フロントロールができないけどスケアクロウができるという人は大勢いる。むしろフロントロールの方が、むずかしくて、できる人は少ないくらいだ。スケアクロウは上のシークエンスのように片手で回転するやり方と下のように両手で回転するやり方がある。どちらがいいとはいえないが、両手でやっていて横のローテーションがうまくいかない人は体が開きやすい片手をやってみるのもいいだろう。両手の場合は特にアプローチから回転までのロープテンションをキープすることを心がけよう。

スケアクロウを成功させるためにはアプローチは非常に重要だ。1はアウトにでてターンしたところ。まだ深くエッジをいれず、後ろのりにならないように注意してターンする。2,3,4と順に体が倒れこみ深くエッジが入っている。また、1〜4のボードのノーズの向きとエッジの入り方を注意してみてほしい。ウェイキに近づくにつれしっかりとノーズがウェイキに向いており、しっかりと前足にのりエッジが水面に食い込んでいる。また、ハンドルが腰の位置にしっかりと引きつけられている。以上がアプローチのキーポイントだ。


ウェイキへの、あて方も重要だ。覚えて欲しいことは前足で踏み切ること。ウェイキの直前で体を起こし(1)ウェイキにあてる。2をよく見てほしい。ウェイキに前足が、かかったときには上体が回転の初期動作にはいっている。失敗の多くはボードのテイルがウェイキから抜けるときにこの形になっている。1テンポ遅いわけだ。そして3のボードの向きに注意。ウェイキから抜けたこの時点ですでにボードのノーズの向きが変わっている。以上がポイントだ。
峠 範和 
3年連続全日本チャンピオン、クラス別世界チャンピオンを始め数々の記録と伝説を残し続けているウェイクボード界のカリスマ的存在であり、校長を務めるウェイクボードスクールの生徒数は日本のみならず世界でもトップクラス。また、芸能人も彼のスクールを訪れている。現在、自由なウェイクボードのスタイルを追及するため、コンペには一切出場せず新たなスタイルを築きながら進化し続けトッププロとして、またテレビ、雑誌、ビデオなどで活躍中。
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